4 中二病

ネコ「俺は他の連中とは違う、真実を知る者だ。中二病なんて言う奴もいるが、奴らは自分が理解できないものを恐れているだけだ」


カメ「まずそのメロイックサインやめや、わろてまうわ」


ヘビ「でもカメちゃん、ネコちゃんが短い指でそれやるのとっても可愛いくない?」


カメ(ヘビ、そのフォローは中二病が嫌がるやつや)


ネコ「この意味は、下等生物にはわかるまい」


カメ(言いつつ普通の手に戻すんかい……)


サル「他者と違うからと言って、趣味趣向をけなすのはかわいそうですよ」


カメ(サル! そのフォローも中二病が嫌がるやつや!)


サル「僕も中学生の頃、長袖の下に魔方陣を描いていました。校舎の窓を割ったり、盗んだバイクで走り出せはしませんでしたが、ピンポンダッシュはやりました」


カメ「いや世界観! せめて動物園の話にして!」


サル「食べ物も身体強化の目的で色々と試しましたよ。昆虫食にゲテモノに、そして今も僕らをのぞいている、読者とか」


カメ「こっわ! で、だいぶメタ!」


サル「僕は、どんな動物でも調理して食べることができます」


ネコ「……」


カメ「ヒいとるやん!」

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