3 こわいもの

ヘビ「私は孤高のメス。彼氏募集中。今となっては女の子も可」


トリ「1行目からガツガツすんな行き遅れ」


ヘビ「聞いてよ、お口の悪いトリちゃん、そんな私には怖いものがあるの」


トリ「知りたかねぇよ」


ヘビ「それはね、自分」


トリ「奇遇だな、俺もお前が怖いよ」


ヘビ「美し過ぎる私は、すべてのオスにとって高ねの花。最高の美とは、そう、孤独だったの」


トリ「マジでヤベェよ。これを読んでるお前ら、お前らが思ってるよりヤベェからな。活字だから見えてないだけで、こいつずっとキスの口してるからな!」


ヘビ「私はね、いつも選択を迫られているの」


トリ「今度は何を言い出す気だよ、オイ、舌チロチロしながら近づいてくんなよ!」


ヘビ「Kiss or Kill」


トリ「あ――!」


ヘビ「私の答は、いつもboth」

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