第4話 白い羽根

白い羽根がひとつ

ふわふわと宙を舞い


白い羽根がひとつ

硬い地面にむかう


地面に落ちる直前

私は、

それをすくい上げた


掌には白い羽根がひとつ

他には、

何もない


このどうすることもできない心許なさを

白い羽根が

掬い上げた



※今朝、目覚める前に見た夢のお話です。

白い羽根が一つ宙から舞い降りました。

掌で掬うと、その羽根は、とても白くふわふわとしていました。

何だか、心を掬われたような気がして……久しぶりに詩にしてみました。

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