第29話 えっちなのはいけないと思います
こんにちは、真野てんです。
カクヨムにおける性表現の限界とはいずこにありや。
かつて小生、古巣の小説投稿サイトにおいて「ギリギリ☆エロス企画」という競作イベントに参加をした経歴があり、有志20名ほどからなる小さなお祭りだったものの、2008年当時のWeb小説界隈における「どこまでエロい話を書いても許されるのか」という問題が可視化された非常に有意義なマイルストーン的な試みであったと記憶しております――ええ、みんなエロい話が書きたいだけでした。
ギリギリという判断基準において、やはり当時も取り沙汰されたのは「挿入表現」の有無であり、それ以外はかなりの性癖が許容されていたように思います。
ちなみに自作「ウェポノイド・エロティカ」というSF短編がカクヨムでもご覧いただけますので良かったらどうぞ。2018年くらいに多少の改稿を施しただけの内容なので、文章的にかなり下手っぴで読みにくいと思いますが。
本作は挿入を含んだ性描写の一切を、あくまでも読者の想像の範囲内として書いており、作中には性器はおろか乳首という単語すら登場しません。しかしながら企画運営から待ったが掛かり、これはギリギリアウトであるという裁定が下され、名誉の殉死を遂げました。
本件については当時のユーザー間でかなり盛大な炎上騒動となり、本作をめぐるアツい議論が日夜交わされました。ハッキリ言って当事者である自分は、気持ちよかったです(おい
昨今のWeb小説を原作とするアニメーションなどでも、かなり過激な性描写、性表現が散見されるように思いますが、やはり「挿入」までは描かれておらず、朝チュンで済ませている傾向が強いのでしょうか。
もしくは恋愛的なシチュエーションで必然的にそうなるのであれば、多少の濡れ場もお目こぼしいただける感じなのかな?
と言いますのも、ちょっと身近なところで、性的な文言をめぐって作品およびコメント欄でのやりとりに対する警告文が運営さんから来たというひとがフォロワーさんにおりまして「ひょっとすると真野さんの下衆なコメントも危ないかもよ」という話になったもんですから、気になった次第。
とりあえず今んとこ自分のコメントは大丈夫そうです。
そこからあれこれ考えましてKAC2024でも書きました、おじさん向けラブコメなら、どこまでエロは許容されるのだろうと思ってしまったんです。
ええ、下衆でエロい話が書きたいんです。
そういうのはノクターンで書けよ、という話もあるんですが、そこはそれカクヨムで性癖をだだ漏れにさせて、読んだひとをも共犯にしたいじゃないですか(ぁ
というわけで今後「そういう話」を書くかもしれません。書かないかもしれません。
嫌われるかなー(ぁ
▼「ウェポノイド・エロティカ」
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