第6話あんな事があった後の話
昨夜の事を思い出す。あの時、俺が三人と部屋を別にしようと
提案をした。あの時に、なにが起きたのか。母の大きな声が
俺の部屋まで聞こえ。みんなで、下でケーキを食べに向かった。
あの時に、部屋にマロンが残っていて。「マロン。下でケーキ
食べないのか?」と俺がマロンに聞くと。マロンが、急に
俺をベットに押し出し。倒れた。俺の体の上に乗っかり。
そのまま俺の頬に小さな舌で舐めだした。そんな事があったのに
そんな事があったのに。何で、何で、こいつらは平然としているんだ。
俺の部屋で、元愛犬たちの美少女が寝っていた。結局、あの後は
なかなか、降りてこない。俺とマロンの事を心配した。
茉莉が、リビングから大きな声で呼んでくれた。おかげで、それ以上には
ならなかったけど。それにしてもだろ。うん、それにしてもだよ。
「お前らさぁ・・・・・・俺の部屋で寝るなよ・・・・・・」
茉莉とふゆとマロンの三人娘は、仲良く。俺の部屋で寝っていた。
「あと、お前らの寝相悪すぎる」茉莉の寝巻から、チラッと見える。
真っ白なお腹を見て。俺は、ドキドキが止まらなかった。
「お前らが、犬のままだったら。こんなにドキドキしないのに・・・・・・」
太陽が昇り始める頃まで。俺のドキドキが収まる事はなかった。
朝が来れば。この三人と一緒に学校に行くのかと思うと気が収まりそうにないな。
まさか、愛犬と一緒に学校に通うとは・・・・・・。これが夢だったら
いいのに。本気で思う。そんな夜を過ごした。続く
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