第4話三匹とも。とても可愛くなっていました

神様。俺の願い方が間違っていました。俺は、「もう一度。

あの子たちに会いたい」と願いましたが、正しくは

「もう一度。『犬』のあの子たちに会いたい」でした。

高校二年生にして。願い事は、正確に願う事を学んだ。

俺の部屋には、俺のベットで暖をとる。元チワワのふゆと

俺の腕に、自分の脅威的な破壊力を持つ。可愛いさを

こちらに向ける。元トイプードルのマロンの人間の

姿の状態で、俺の部屋にいました。(つーか。いつから

行った?)状況の整理を始める。俺とは、裏腹に

両親とマリが。俺の後ろで、俺の部屋の様子を

窺う。「おぉーやっぱり。いるんじゃないか~」

顔をひょっこと出す。父に、母は「あらまぁ

お父さん。うちに子たちが帰ってきましたねぇ~」

と喜びだす。そんな両親の反応に呆れる。俺は

大きなため息を吐き出し。にひき・・・・・・

いや、二人に声をかける。「ふゆとマロンもいたんだなぁ」

「はい。旬くんに、会いたくて。三途の川を泳いできました」

マロンが、ウキウキに答える。マロンは、人間になると

身長は、俺より低い。髪はショートヘアーの栗色で、瞳の

色も明るい茶色の大きな瞳が可愛くて。元チワワのふゆは

俺と同じ身長で(ちなみに、俺の身長は174cm)。

長い黒髪を後ろに一本に結っていて。瞳の色は、深淵の深い

黒色の少し、目つきが鋭いが(チワワのわりには、目が鋭い)

まぁ、そこがめちゃくちゃ可愛い。結論を言うと

三人(匹)共。ものすごく可愛い美少女で間違いはない。

そんな風に心の中で思う。俺の事を軽くスルーされながら。

我が家に、元愛犬で、今は美少女化した。三人娘がいるという

現状が存在していた。「これが、現実の世界で起きっている

事柄かよ・・・・・・」あまりにも、不思議な事が起きると

人は、何も感じなくなるみたいだ。「これから、どうなるんだ。

俺のワンダフルライフは・・・・・・」突如始まった。

元愛犬との二度目のワンダフルライフが始まろうしていた。

「これから、よろしくお願いしますね。ご主人様」マリの笑顔が

眩しく。俺は、マリの顔から。目を逸らし。夕陽が沈む。

外の景色を眺める。 

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