第37話凍った滝·茨城県久慈郡大子町
コンテナホテルをチェックアウトした古賀は、結城市を抜けて袋田の滝へ向けてバイクを走らせた。
そして丸二日かけ、袋田の滝へと到着した。
「着いた…、いやぁキツかった…」
寒い山道をひた走り、山道でバイクを押すことが続いたのだ…。駐車場にバイクを停めて、古賀は滝を見に向かった。
袋田の滝は日本三名瀑の一つということもあり、絶景を見にカメラを持つ人たちが多く来ていた。古賀もそういった景勝地としての景色を見るために足を運んだ。
そして滝を見ると、古賀は心をうばわれた…。
なんと滝がそのまま凍結してしまっているのだ、凍った滝は天然の白いカーテンのようで、とても神秘的だ。
「まさか、こんな光景が見えるなんて…」
景色を見ている間、古賀は凍てつく冬の寒さなどすっかり忘れていた。そして目の前にある景色に、ただ頭から溢れるインスピレーションを感じていた。
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