第9話 いいキャッチコピーに気づくために


自分でやってて、あぁ話してなかったと思ったこと。


いいキャッチを探す&見抜く&作ることに有益だと思っていることを、

一応ですが共有します。


単なる個人のノウハウなので、ご興味あればという感じですが。


これやると、いいキャッチコピーの実例を沢山得られるのと、

キャッチコピーを作る際に「これはいけるのでは?」の感覚がつくかなと思っています。



・方法


まず、『いいキャッチ』の定義づけをさせていただきます。


【作品フォロー数が、☆の数の2倍を超えていれば、いいキャッチ】


それ以下なら、あまりハマってないキャッチ。

これを定義とします。


元々のファンがついてる人も含めて、一旦まるっと定義しちゃって大丈夫です。

☆の数も、1000でも一桁でも無関係に、定義に飲み込みます。



そのあと、カクヨムの「注目の作品」とか眺めて、

すごく簡単な当てっこゲームをします。


①【発見】個人的に「これは良さそう。面白そう」と思うキャッチを発見する。

②【予想】そのキャッチが、『いいキャッチ』の定義に相当しているかどうかを予想する。

③【目視】作品ページ開いて、☆数と作品フォロー数を見る。

④【確認】そのキャッチが、『いいキャッチ』に該当しているかを機械的に確認する。


これだけです。


これをやってると、

「個人的にはアンテナに引っかかるけど、ウェブではウケないだろうな……あ、やっぱり」

とか

「はぁ、こういうキャッチで人が引っかかるんだ」

とか

わかってきます。


そんなゲームを繰り返してると、

その当てっこ目線が、自分の作品にも向けられるようになってきます。


「このキャッチだと、私みたいな硬派好きには刺さるかもだけど、それ以上には広がらないだろうな」

みたいな。



これだけで、恐らくアナタのキャッチの作り方は全然変わってくるかと。


以前話した、基礎編や応用編を一個一個確認しながら作るよりは、

このゲームを先にやるのが効果的だと思います。


楽だし。

基礎編応用編の意味するところも、より分かると思うし。

なにより、キャッチが作りやすくなるので。


沢山本読んでると地の文作りやすくなるのと同じかな。



・なんで定義が『☆の数<作品フォロー』なのか


理由は、読み専が来てると、この不等号式に必ずなるから、ですね。

読み専のなかには、今読まないけどとりまフォローしとこう勢もいますし、☆を絶対あげない勢もいます。

でも、フォローはするわけです。

なので、読み専に届いてる小説は、フォロー数のほうが圧倒的に多くなります。


あと、フォロー数が☆の2倍からって基準は、適当です。

体感、このラインから惹かれるキャッチが多くなるかな、というだけです。



以上です

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