気づいて、私たちの気持ち...
あーあまた学校が始まっちゃった。もう限界。
ホームルームが始まる。
「みんな。来月は文化祭だ。楽しむのもいいが、お前らは二年生だ。一年生の手本となるようにしっかり準備すること!」
でたよ。下級生の手本になるように。一歳しか変わんないのに手本になる必要ねぇだろ。先生たち大人なんだからお前らが手本見せろよ。
「なあ北西。」
「ん?どうした葵。」
「お前どの班行く?」
「えぇーそれ私も知りたーい」
「私もです。」
「私も知りたいなー!」
百海、加奈、綾も入ってきちゃったよ。
考えてなかったな、、、適当に言うか。
「カフェかな。」
「北西さんとはかけ離れたイメージですね...」
「なんだよ加奈。失礼な。」
「ははっ!やっぱきたかなおもしろい!」
「百海さん。揶揄わないでください!」
(でも。北西さんと名前合わさると語呂がいいですね。)
「とりあえず俺はカフェだから。」
「じゃあ私も!」
「あ、うちも行かないと行けない感じ?」
「ん?じゃあ私も。」
「じゃあ僕も!」
カフェ係 健次郎 綾 百海 加奈 葵
うん。カオス。
「じゃあ、この五人で頑張ってくれ。」
はあ。先生。助けてくださいよ...
ー文化祭準備ー
「綾ー?そっち進んでるー?」
「バッチグーだよ百海!」
「加奈、そっち持ってくれないか?」
「健次郎さん身長高いですよぉ〜!」
(私は決めた。絶対に健次郎君をとってみせるんだから。)
ー文化祭当日ー
必ず、成功させるぞ!
おう!
いろんな場所からたくさんの声が聞こえる。
俺らもこの日のために準備を重ねてきた。
「よし!全員体育館に行くぞ!」
ー文化祭開催!ー
「いらっしゃいませ!」
綾がお出迎え
「コーヒーですね。コーヒー入ります!」
ホールが百海
「コーヒー了解!」
「チーズケーキ出来たよ!お客んとこ持ってって!」
キッチンの加奈、葵
「お会計が1800円ですね!」
レジが俺。
ここのコーヒー店の名前は
「AMKAKcofe」
「しゃれおつ!」
百海って筆記体描くの上手だな。
「百海、これ本当に手書きか?」
「もちろん!うちが書いた字だよ!」
文化祭も意外に悪くないかもな。
あと明日か。カフェってもんも、意外と疲れるんだな。
あ!10:00だ!
「葵!BGM流してくれ!」
「♪〜八重波寄する海よ浜よ 青く畳む山々〜」
「馬鹿!浜松市歌を流してどうする!」
「ごめん。健次郎!」
トラブルもあったが、なんとか成功しそうだな。
でも文化祭に入ったら、あの四人の様子がおかしいな...
(気づいて...私たちの気持ち。)
つづく
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