今まで。それから...

魚人ではなかった時の姓名は、『ファクタ』

彼は近くの漁師街で生まれ親の親まで漁師。

そんな街で生まれ人間だった。


ファクタが15歳の時、彼は漁師となった。

親の船、網、漁で使う物を全てもらった、彼は幸運だった。


親からもらったそれらを使いこなし、いつもの様に漁に出たあの日。

その日の朝日は綺麗だった。それが最後の日。


ファクタは太陽に照らされながら、いつもの海路から船で渡る。

昨日かけてあった網を回収し、売れる魚とダメな魚を選別する。

その中に1匹だけ異様な柄と色の魚がいた。


ファクタは興味でその魚に触れた。

その瞬間、魚の鰭が変形し返しついた剣で腕を貫いた。

そのままファクタは海に引きずり込まれただけだった。

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本編では物語以外の物語の説明をする。


実はこの魚は魚ではなく、神である。

このファクタがいる地域は元々旧日本軍が在留していた歴史があり。

その際に旧日本軍が信仰していたのが水神だった。

定期的に儀式やお供えなどしていたが,,,日本が敗戦になると信仰がなくなった。

その事に違和感を感じた水神は魚に化け、地上を見に来ようした。

しかし道中罠にかかり、そこでファクタに上げらた。


水神は敵だと思い。ファクタを海で溺死させた。

その直後、神は彼の顔を見て部外者だとしり謝罪として復活させようとした。

けれども神は信仰されていないため力は無かった。


水神はその場で力尽き、ファクタと海底に沈んだ。


ではなぜ、復活したのか?それは被爆した海底にあった。

彼らが沈んだ海はアメリカ軍の核実験場で、常に海は被爆状態であった。

その海底に沈み、被爆した土がファクタと水神を組み合わせてを新たな生き物と

して復活した。人か神か魚か、わからない生物へ。


だから物語での一人称は私と僕なのだ。彼は彼でも僕でもない何かにあたる。

あの時は一人として、神として生きていたのだ。


私:その後の神としての人格、初期の方ではこれが多かった。

僕:漁師時代の頃の人格、家族を思いやる優しい人格。


そんな中で神の人格のままで好奇心に上陸し、目の前にいたのが女に興味を持ち。

誰か知りたくて追いかけたが、違う男と再婚していた事実見てしまい。

僕の人格が暴走。またその前からエッセに諭された時には神の人格が薄れ、

巻き貝の生涯の終わりを自分の運命も感じてもいた。


彼は最終的に全てをなかった事にしたくなった。

人に触れないぐらいの深海へ行って、自害する事で終わりにしたかった。

全部、全部。


またエッセは死亡する際に、自身の体を食べ少し生き延びた事で

メビウスの輪が発動し、彼は永遠に輪廻転生にする羽目になっている。

だからあの世で会えれる事はない。


ずっとずっと何かの生き物で生まれ死ぬ事になってる。

サメになっている時点で、2回すでに死んでいる。



そしてそこから、また新しい物語ができる。











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最後のトーチカ 水鐘・哲華 @tatsnootosig0

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