第12話 告白
触れ合えば嘘も言えず
真っ直ぐに向いた貴女の目が
僕を素直にさせる
そのまま見つめていて欲しい
少し恥ずかしいけど
今日の僕はいつもと違うだろ?
決めたんだ
二人の未来へと
この目は真実を見ている
真実は貴女
貴女こそが真実
雨上がりの大地を
眩しいくらいの太陽が照らすように
進むべき道が輝いている
暖かな陽だまりの中で
蹲り寝ている猫のように
貴女に安心を与えていたい
受け取ってほしい
この気持ちを
今から言う言葉を
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