第10話 ニットの日/『ニット王子』

女性へのプレゼントを相談されたのでニットを提案した。

「エロいよな」

返事に戸惑う。どうやら体のラインを拾うぴったりニットを着た姿が肉感的で興奮するらしい。

「ネットカフェ常連の引きこもりには縁がないだろ」

彼は誤解してる。ニットカフェ通いの手作りガチ勢な俺は、女性との交流が盛んだ。




◆2月10日は「ニットの日」/2024年2月10日作

#140字小説 『ニット王子』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る