恋文
出会った頃から一回だけ愛していますって言ったときあったよね。あのあと家庭の事情で家族全員で夜逃げすることなっちゃって。あれからずっと一緒にいれなかったこと、隣にいなかったこと後悔してます。大好きでした。愛していました。今もうぼくのこと忘れてしまったよね。どんどん変わっていく縁にどうしたらいいのか戸惑いました。だけども昔言われたことをずっとするように心がけてました。いつか元に戻るんじゃないかって思って。笑顔が素敵ですねって言われたこと。忘れなかったよ。いつも無表情なのにたまに微笑んでくれて嬉しかったよ。ありがとう。この手紙見てる頃もう僕は骨だ。後悔のないように教えたけどやっぱり後悔は残ります。あなたと共に歩んで行きたかった。大好きです。愛しています。
吉田徳福より
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