第2話 胸に傷跡があっても気にしなくていいよ
そして私が小6になってから間もない頃、ある転機が訪れた。
友達の花蓮ちゃんの家で宿題をしていた時の事だった。
「千穂ちゃん、良かったら一緒にモデル始めない?」
突然の花蓮ちゃんの行ってる事に私は少し戸惑っていた。
2年くらい前、小4の私が胸の手術を受けた時の傷が残っているし、この状態でファッションモデルを楽しめるかどうかが不安なのは自分でも分かってるけど、いつかは大人になれば少しずつ消えるまで時間が掛かるのも感じた。
「勇気を出してオーディションに応募してみ」
そうアドバイスしてくれたのは、幼稚園からの幼馴染の男子の1人である西純一くんで、少年野球のチームで野球をして居た時であり、私が手術を受けるという事を聴いた花蓮ちゃんが不安そうな感じだった時に、純ちゃんが花蓮ちゃんの傍に居てあげてた事をよく知ってる。
私が憧れてるのは、日向坂46の小坂菜緒ちゃん。
その頃に興味を持ったアイドルは日向坂だけど、NMB48とSTU48も興味を持つようになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます