6. 新米バディ・律季と炎夏
私は今、水鏡くんと一緒に、古びたホテルのような場所を見回っている。
そう――『夢』だ。前回のプールに似た世界とは全く内装が違う。カーペットじきの蒸し暑い廊下が延々と続き、同じ形のドアが前も後ろもずっと並んでいた。私たち二人は、『魔装』を展開し状態で、敵の襲撃に備えながら歩いている。
「しっかし、レイン先生も人が悪いなぁ。『デート』なんて言って、ただのパトロール任務じゃないですか」
「私は安心したけど……『夢』の外見がよりによってホテルなのが、なんか嫌ね。変な連想しちゃうっていうか……」
「……へえ? じゃあ先輩は、いつか俺とホテルに行ってくれるんですか? それは楽しみだなあ」
「だっ……誰がっ!!」
――水鏡くんは、エッチな男の子だ。あからさまに私のおっぱいを狙い、いやらしい行為に及ぼうと企んでいる。
巫女として純潔性を守らねばならない私が、そんな彼とバディになり、一蓮托生ともいうべき関係になってしまったこと。そして彼と二人きりになり、自分と対等な戦士として育て上げろという、レイン先生の指令――今私は、率直に言って身の危険を感じる状況に立たされていた。
『夢』『教国』といった大敵を抱えながら、一番信頼すべき味方であるはずのバディにさえ、己の貞操を脅かされるという展開――しかし私は、屈する気はない。
(負けないわよ水鏡くん……私は君の魔の手から、必ずこの体を守り抜いてみせるわ!!
いくらバディになったからって、心まで許すわけじゃないわよ。おっぱいなんて、ぜぇ~~~~~ったい触らせてあげないんだからっ!!)
(うわ、先輩の睨み顔かわいい♥ おっぱいでっかくていい匂いする……♥ ……触りたい。嗅ぎたい。揉みたいっ。なぶりたい……っ!!
ぜったい俺のこと好きにさせる。一日も早く俺の
交錯する二人の思惑と視線――私は水鏡くんを鋭くにらみ、彼はそれに気づくと、うれしそうに私に手を振った。
この至近距離なのにそうするってことは、「睨んでくれてありがとうございます」という意味だろう。……わかってはいたけど、ホント私のこと好きだなこの子。
「ところで、『夢』が出るのは満月の夜だけじゃないんですか?」
「『夢』そのものは異界として、この世の裏に常に存在しているわ。通常は魔法使いしか入らないから被害も出ないけど、『満月の夜』にだけ夢が持つ引力が増大して、一般人も巻き込んでしまうようになる。だから
「もし放置してたらどうなるんです?」
「夢の力が強まって、現実世界にも影響を及ぼすようになるって言われてる。魔物が現実世界に出てきたり、夢への入口がダンジョンみたいに現れたり……めちゃくちゃになっちゃうらしいわ。まあ、私も実際に見たことはないんだけどね」
「怖い話だなあ……。機関がいなかったら、今頃世の中大変なことになってるんですね」
――ぎゅっ。水鏡くんが私の手を握って来た。そのまま真顔ですりすりにぎにぎ。
日ごろ熱心にバスケの練習に取り組んでいることがうかがえる、マメの感触。だがそれは免罪符にはならない。
「うっひょー♥ もっちもちでぬくぬくですべすべ。一流ピアニストってこんな手してそう」
「……急になにすんのよ」
「いや、怖かったんで……いででであぢぢぢぢぢぃッ!?」
熱をたっぷりと込めて水鏡くんの手を握りつぶす。全身を折り曲げて悶絶する彼。どうやら堪能してくれたようだ。
「ふーっ、ふーっ……ひ、ひでぇことしますね先輩」
「ふんっ、だ」
「もう、ツンデレさんなんだから。そんなところも可愛いですけど」
涙目になった水鏡くんが、恨めしそうに見上げながらやけどした手を吹き――ぶつくさと言いながら、性懲りもなくまた手をつないできた。
……もう呆れてしまうが、ここで諦めて受け入れてしまうと既成事実ができてしまい、そのまま次のステップまで進まれる。そうやって強引に距離を縮めてくるのが、水鏡くんのやり方なのだ。しつこい相手こそ、一切譲歩してはいけないのである。
「先輩相手にセクハラしないの。女の子とスキンシップしたいなら、ちゃんと相手の気持ちが変わるまで待ちなさい」
「待ってれば心変わりしてくれるんですか? 数年間ずっと先輩にアタックをかけてる人を何人も知ってますが、現にその人たちも振り続けてるでしょ。まともな手段で先輩が手に入るなら、とっくの昔にやってます」
だから今までは動かなかったんだ、と水鏡くんは真剣な表情で語る。
なるほど――水鏡くんが告白してこなかったのは、初心だったから言い出せなかったわけじゃない。それどころか、少しでも成功率の高い方法を見つけるため、狩人のごとく虎視眈々と、私を探っていたのだ。ゲーム気分で告って来る人たちとも違えば、ただ内気なだけでもない。水鏡くんが普段の無邪気な態度の下に、ここまでの執念を隠していただなんて、夢にも思わなかった。
「だからセクハラしてでも落とすって? 私がそんな人を好きになるって、水鏡くんは思うのかしら」
「さあ? でも誰かがやったことを繰り返してる限り、成功の可能性はゼロのままでしょ。
俺はなんとしてでも先輩が欲しいんです。風穴開けられるなら多少強引な手でも使います。先輩は告白された回数の割に恋愛経験がないんで、距離さえ縮まっちゃえば後は難しくないはずだし」
「……まあそうなんだけど、君にそんなこと言われるとムカつくわね。君だって恋愛童貞でしょ」
「そうですね。先輩とおそろいです。だから俺も、こう見えて必死なんですよ」
ぐっ、ぐうううぅぅぅぅ……!! ダ、ダメだ、やっぱり口じゃ勝てない……。
やりこめられて軽く腹が立った私は、自分の得意分野に話題を変えることにした。
「そ、そんなことより、さっさと敵のいる場所を探知しなさい。やり方はさっき教えたでしょ?」
「はーい!」
元気な返事とともに、水鏡くんがシンプルな壁紙の張られた壁面に手をつき、「
――周囲の世界がCGのようなワイヤーフレームに変化し、並ぶ部屋の中の様子が透けて表示される。緑色の線でできた地形に対し、魔物や魔力は赤で表示される。こちらに四体、水鏡くんの側に三体。一体は奥まった場所にいるが、果たして水鏡くんに見抜けるか?
「こっち側は三体見えますね。一体はかなり向こう側で、クローゼットの中かなんかに隠れてるっぽいです」
……よし、正解ね。ちょっと不安だったけど、これなら任せても大丈夫そう。
「水鏡くん。右側は私がやるから、君はその三体をお願い」
「わかりました――行くぞ『
それから数十秒の間、殴打と火炎放射の音が、狭くて穴の多い廊下に木霊した。部屋の中の魔物はすぐに片付いたが、衝撃に呼ばれて『夢』の空間すべての魔物たちがこの場所に集まって来るのが当然の帰結だ。
――400、いや500。四方八方から集まって来る魔物を迎え、私と水鏡くんは互いの背中を預ける。どちらが合わせるともなく、自然とそのフォーメーションになったのだ。
「慣れてきたわね! その調子よ水鏡くん!」
「師匠がいいおかげですよ、天道先輩!」
「「――『
なんとも皮肉というか、悔しいというか――バディとしての水鏡くんは、かなり頼りになった。
バスケ部に指導していた時点でそうだったが、すごく素直で吸収力があり、教えれば教えただけ覚えてくれるし成長する。それに、仮にもバディになるだけあってか、私たちは互いの動きのタイミングや波長がすごく噛み合った。遠距離戦・面攻撃が得意な私の『鉾矢』に対し、水鏡くんの『鉄拳』は格闘戦に強いので、二人の魔装の相性もなかなか悪くない。
「でも君の『
「『何か他に特殊能力があるんじゃろう』って、レイン先生は言ってましたけど……こんなシンプルなもん、殴る以外にどう使えばいいんでしょう? 『格闘戦オンリーの魔法使い』って響きにはロマンを感じなくもないけど、さすがにこれはなあ。――おっと!?」
「水鏡くん、危ないっ!!」
次から次へと現れる敵たちに、水鏡くんは息が上がっている。大ぶりになった攻撃を外し、隙をさらしてしまった彼を、私が炎で援護した。
『魔装』をすぐに発現させる才能はあるとはいえ、当然ながら実戦経験は少ない。――レイン先生の言った通り、彼が十分魔法使いの戦いに慣れるまでは、私がついていてあげなくては……!
「気を付けて! 開けた戦場だと、今のだけで致命傷よ!」
「す、すみません! 気を付けます!」
(相変わらずかっこいいなあ、先輩……いくらバディって言ったって、今の段階じゃ完全に月とスッポンだよなあ。かっこよくて、派手で、しかもえっちな天道先輩の『魔装』に比べると、俺のは見た目も能力もパッとしねぇ……)
疲労のせいか、全部テレパシーで筒抜けなことに、水鏡くんは気がついていない。言うべきかと思ったが、集中力を削いでしまうかもしれないのでやめた。
聞こえて来た言葉はいつになく弱気な内容だ――しかし私には、水鏡くんが次にどんなことを考えるか分かっていた。
(この差を埋めるのは努力だ律季!! 守られてばかりじゃないってことを……かっこいいところを先輩に見せるんだ!!)
「……くす」
がんばれ、水鏡くん。
◆
「ねぇ、天道先輩?」
「なあに、水鏡くん?」
レイン先生の指令から六日後。連日の訓練で、プール、ホテル、ロッカールーム、図書館、地下駐車場……といったいくつものシチュエーションを経験した水鏡くんは、かなり戦いに慣れてきている。
水鏡くんと出会った時のを含めて、七回目の夢の中での戦闘に身を投じた、その翌朝――私と水鏡くんは通学路で偶然出会い、学校への道を一緒に歩いていた。
「先輩って、もしかして露出趣味があるんですか?」
「はぁっ!?」
私のすっとんきょうな叫びに、電線の上から鳥が飛び立つ。……かれこれ一週間行動を共にしているわけだが、水鏡くんのこういう態度は相も変わらずだ。それにしても今朝はぶちこんできているが。
「な、なんでそんな話に!? 自分だけじゃ飽き足らず、私まで変態に仕立てる気!?」
「え、だって夜な夜なあんなエロコスプレみたいなカッコしてたらそう思うでしょ。清楚が聞いて呆れるわって感じの露出度じゃないですか、先輩の魔装って」
「あ、あのねぇ……そもそもの話するけど、魔装っていうのは自分で外見を選べないのよ。水鏡くんだって『
連日パジャマの上にマント一枚で『夢』の中に来ていた水鏡くんは、私と合流して顔を合わせるたびにちょっと恥ずかしそうにしていた。
マント以外は選べるんだからもうちょっとマシな服にしろよ……とは思ったが、少しでも睡眠の質を上げて体力を温存したい、という理由だそうだ。やろうと思えば魔力で着替えする方法もないことはないが、そんなことにリソースを割くわけにもいかない。
「魔装の見た目には人格が反映される――いわば『心の形』を表しているの。自分の性分そのものだから、変えることはできない。
私があんなに目立つ格好してるのは多分――『ヒーローとして活躍したい』って願望のせいだと思う」
「……ヒーロー?」
私は昔から、魔法少女もののアニメが好きだった。悪霊祓いを使命とする天道神社に生まれたことも、私の中にヒーロー願望を蓄積する原因だったかもしれない。自分と同じ超能力者の女の子が敵と戦い、人々から感謝される姿――純粋な憧れの感情ではなく、むしろ『うらやましい』という目線で、私はテレビの中のヒーローたちを見ていた。
なぜなら彼女たちには、最初からヒーローとして活躍できるだけの土壌が与えられている。邪悪なヴィランが存在し、力を振るうことが公に認められている世界観という土壌が。社会から必要とされ、存在を許容されてこそ、魔法使いはヒーローたりえるのである。それに引き換え私は、倒すべき敵などいない平和な日常の中、己の力を
――ヒーローになれるだけの力があるのに、発揮する場が見つからない。胸だの顔だのは見て欲しくなくてもジロジロ見られるのに、本当に見てほしいものである魔法の才能は誰も気づいてくれない。
矛盾と、恥ずかしさと、欲求不満。
そうして屈折していった結果が――あの『鉾矢』の痴女みたいな格好ではないだろうか?
私の心の中のどこかには、「見たけりゃ見なさいよ。どうせあなたたちはそれしか見ないんだから」という諦めが巣食っているのだ。こんな体で魔法の力を振るっていたって、エッチな目で見られるだけで、しょせんアニメの主人公のようになれるわけはない――と。
せっかく当初の願い通り人々を守る戦いに臨んでいるのに、そんな皮肉なメッセージをコスチュームに刻印しているなんて、我ながら度し難いと思うが――機関に入って戦うようになった今でも、極力自分の正体を隠さねばならない問題は変わっていない。私の不満は満たされないままなのだ。
「……そんな悩みを抱えてたんですか。先輩」
「……あっ、ご、ごめんね。調子に乗って全然関係ないことまでしゃべっちゃったわ」
我に返った私が笑ってごまかそうとするが、まじめな顔で私の話を聞いていた水鏡くんは、なにやらしばらく考え込んでいた。私がそして怪訝そうにそれを見ていると、彼は突然こう言った。
「俺は、先輩のファンですよ」
「……え?」
私の目を見上げる水鏡くんは、普段のおどけた態度とは少し違う、透き通るように優しい笑みをしている。思わぬ言葉に一瞬呆然としてしまう私に対して彼は続けた。
「先輩は俺の命の恩人です。この数日間、戦い方も教えてもらいました。それだけで俺にとっての先輩は、テレビの中の存在なんかじゃない、本物で最高のヒーローなんです。――それに、男の子ってのは、ニチアサアニメより仮面ライダーの方が好きなんですよ。先輩の理想は観衆の目の前で派手に敵を倒すヒーローなんでしょうけど、誰にも正体を明かさないで人知れず世界を守るヒーローの方が、俺はかっこいいと思います。
先輩が立派なヒーローだってことは、俺がちゃーんと知ってますよ。俺だけじゃなくて、秋月先輩だってそうじゃないですか。天道先輩は間違っても、孤独なんかじゃないんですよ」
「……!! み、水鏡くん……!」
いつもセクハラばっかりするのに、内心ではそんな風に思ってくれていたの?
でも、水鏡くんの言う通りだ。私は独りで勝手に悩み込みすぎて、支えてくれていた
「――そう! 俺はちゃーんと知ってますよっ!! それこそ秋月先輩が知らないとこまで、じっくりねっとりと見てます!!
たとえば魔装のエロかわいいカッコとか、戦ってる最中の乳揺れのスゴさとか!! まさに最高のヒーローっぱいだと思ってます!!」
「私の感動を返しなさい!!!!」
涙が全部引っ込んだ。……そうそう、これこれ。この感じこそが水鏡くんだ。
まったく、私が言ってるのはそういうのが嫌だっていうことなのに――まあ水鏡くんの場合、魔法も外見も全部見た上で、『エロい目で見る』という結論に至ったのだろう。元々エッチな子だし、しょうがないか。
「――ん? アレなんでしょ先輩」
「!!」
そんな私たちの目の前に、突如として不思議な物体が現れた。
人型二足歩行、頭部部分に緑色のモノアイを装備したメカ――あれは、まさか!?
(教国の魔導兵器! まさか、もう――)
(先輩、ここは俺がッ!)
『
「一週間の特訓の成果だ。
パワー・スピード・ディフェンスを強化する技能である『
(抵抗しなかった! やはりアレは偵察用。ということは――!?)
「へぇー、なかなかの威力じゃないか。魔法を覚えて一週間目とは思えないねえ」
「よほど頑張って練習したんだろ。もっとも、大した問題じゃないがな」
「「!!」」
――水鏡くんの真上には、ホウキに乗った可憐な女の子が。私の後ろには、銀髪赤眼をした屈強な体格の美少年が、それぞれ現れていた。
明らかに素人ではない目つき。間違いない、こいつらは――
「教国の――」「魔法使いッ!?」
「その通りさ。ボクらは、キミらを捕えに来た教国のエージェント。ボクが
今キミらがぶっとばしたのは、ボクたち流の果たし状だ。水鏡律季、天道炎夏」
「果たし状ですって!? いったい何を……!」「ボクっ娘だと!? 実在したのか……!」
水鏡くんはなんにも関係ない所に一番ビックリしているが、それはひとまず置いておこう。
『果たし状』。不意打ちせずわざわざこんな真似をするということは、この人通りの少ない路上ではなく、どこか別の場所で戦闘を行うという事。それが私たちにとって、いい条件であるはずがない。
「今から正午まで、お前らの通う高校の屋上で待っている。俺たちと戦う準備ができたらそこまで来い」
「12時を過ぎたら今みたいな魔導兵器を町中に解き放つよ。お友達が死ぬのが嫌だったらちゃんと来てね」
人目も気にせず二人でホウキに乗り、私たちの高校へと飛んでいく『ユウマとレン』。
日常が終わる音。教国の足音。始まってしまった戦いのゴングを、私たち二人は聞いていた。
◆あとがき
・
ヒロイン。バスト124cmRカップで黒髪ロングの大和撫子。
冒頭で「おっぱいなんか揉ませてたまるか~~~~!!」と決意しているが、明らかに後半ちょっと軟化している。気張っている人ほどふとしたきっかけでコロッと落ちやすい実例。
名家に生まれ、容姿に恵まれ、他人の目からは何不自由ない人生のように見えるが、屈折したヒーロー願望と根深いコンプレックスという心の闇を抱えている。美人には美人の悩みがあるものであり、悩みのない人間なんていないのだ。もっとも、律季はどうか分からないが。
・
主人公。短髪でデコ出しで鼻絆創膏の少年。童貞。
原動力はエロ目的だが、努力の天才であり努力する天才でもあるので、一週間でかなり成長している。その成果は次の戦いで見せることになるだろう。
なお、夢に入るたびに炎夏のエロ衣装や戦闘時の乳揺れを見せつけられるため、煩悩を思いっきりためこんでおり、二日目からは限界まで抜きまくってから夢に入っていた。
律季
「純情な男の子にこんな思いさせて、何が穢れ祓いですか! 責任取ってお祓い(意味深)してくださいっ!」
炎夏
「次それ言ったら煩悩ごと燃やすわよ!」
・
律季と炎夏を捕えるために来た教国のバディ。
ユウマはコーヒー色のボブカットをした華奢な美少女。律季たちと話している間、ずっとニコニコと張り付いたような笑みを浮かべていた。ちなみにバストはEカップぐらいの美乳である。(マヒしてるけど割とでけえな……)
レンは銀髪に赤い目をした屈強な体格の美少年。こちらは口数が少なく、ユウマと対照的な仏頂面。
二人とも能力はいまだ不明。
(余談:この二人は筆者が中学時代に書いていた作品のキャラが元ネタになっています。外見こそほとんど変わってませんが他は別物で、もともとはユウマが男の娘でレンが超シスコンの変態という設定でした。多分変えて大正解だと思います)
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