生命が生まれることの奇跡(恐ろしく低い確率)と、テラを旅立って、永い永い歳月を共に旅した2人の想い、これらが混然となって、一つの物語となっている。ふと、太陽圏を離脱した、宇宙探査機のことを思い出しました。おそらく、この作品の続きを求めるのは野暮で、読み手はこの余韻を味わうのが良いのだ・・・そんな風に感じました。
魔法陣かと思って読んだら、正しく魔方陣だった……