第7話 日記 おがさわら けいと 

 きょう、ゆめをみました。ぼくは、ひろいのはらにいました。


 ぼくにはなかまができました。ちいさなかわいいドラゴンと、ぼくとおなじくらいのとしの、まほうつかいのおんなのこです。


 ゆめのなかでぼくは、ふつうのひととおなじようにはなしをしていました。


 ぼくのぶきは、ふつうのけんでした。


 ぼくたちは、くらいどうくつや、たかいとう、うみのなかのおしろをたびしました。そして、ドラゴンとおんなのこといっしょに、たくさんのまものをたおしました。


 ぼくたちは、すいしょうのやかたにつきました。


 まものをたおしさいごのへやにいくと、じめんにささるけんをみつけました。そのけんはとてもまぶしくて、しろいきれいなひかりにつつまれていました。


 ぼくがそれにふれたら、おかあさんのてみたいにあたたかくて、おとうさんのてみたいにつよいちからがわいてくるきがしました。


 ぼくはそれをぬきました。ゆうしゃのつるぎを、てにいれたのです。


 そのあとまおうがでてきました。すごくおおきくてくらいめをしていたけど、こわくありません。なかまもいたし、けんもあったからです。


 まほうつかいは、いちばんつよいまほうを、つかうことができました。ドラゴンはいつもよりおおきく、つよくなって、しゃくねつのほのおでまおうをよわらせました。


 ぼくはそのすきをねらって、まおうにとびかかってけんをふりおろしました。


 まおうはぎゃーとさけびごえをあげてたおれました。


 せかいはへいわになりました。


 ゆめは、これでおわりです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る