【論考】人生で数千万円貯めるほどのお金持ちになっても意味はない

──『お金持ちでも幸福とは限らないってのは本当かも知れないけれど、貧乏でも幸福って言うのは多分嘘(望月優奈)』──

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 タイトルと冒頭言から書いています。タイトルとは関係のない話が続くと思われます。

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 2024年3月12日(火)。21時37分。


 早退してしまいました。なんか首の辺りがずっしりと重たくなってしまいました。


 それくらいで早退するなと思われますが、頭の中によぎったのは、有給休暇の計画的な取得ですね。有給休暇が10日以上あるので、「井上くん有給休暇が余っているね。繰越せないから月末は強制的に休んでね」となるのが嫌で、少しずつ有給休暇も消化していこうかなと思い、「有給休暇を消化するなら今のような状態の時ではないのか」とか思いながら、有給休暇を一時間だけ消化しました。


 明日は休みです。なので本当は締切りのある仕事があったのですが、どうしても出来ませんでした。他の方に引き継いでもらうことしかできませんでした。その方とは仲を良くさせて頂いている方だったので、申し訳ないなと思う気持ちが本気でありました。情けないなと思う気持ちもありました。


 ただ今も眠くてなぜか知らないけれど疲れが溜まっているみたいですね。


 「こんにちは。現実の話はあまりしないほうがいいですよ。報道1930で『国会議員ってみんな資金洗浄しながら脱税・脱法行為をしているのではないか』みたいな話で、『何で生活していくには充分すぎるくらい給料をもらっている国会議員が、わざわざ脱税だったり収支報告書に不記載とか、一般国民が確定申告でやってしまったら一発アウトなことをどうして普通にやってしまうのだろうか。メリット無くないですか。そんなにお金を持っていても使い道が無ければわざわざ法に触れるまで、お金を守ろうとする意味は一体何』とか思ってしまったのでしょう」


 お金。例えば交通手段として、数千円の余剰金しかない人は高速バスに乗るしか手段はない。数万円しかない人は新幹線で行くしかない。十万円弱ある人は飛行機で東京まで往復で行くことが出来る。金額などは知らないので適当に書いているが要は、ある程度お金を持っている人は、その交通手段での選択肢が増えると共に、移動時間を短縮することができる、すなわちお金で時間を買って、余った時間で他のことをすることが出来る。時は金なりというのは本当は嘘で、金は時なりというのが本来のお金の持つ力の定義だと考えていた。


 定義:金は時なり


 しかしながら、十万円弱ある人と、百万円持っている人が、移動手段が変わるかと言われたら、変わることは無い。どちらも飛行機で行くのだろうが、変わるとしたらルームサービスくらいか。それでも移動時間などは特に変わることがない。よって、一定以上の大金を持っている人が有利になることは、更なる投資が出来るくらいにしか、お金の使い道は存在しない。


 しかしながら、更なるお金を持っていて、一千万持っている人が交通手段に何を使うかと言われれば、結局は飛行機だ。数億だったらプライベートジェットなのかも。いや、プライベートジェットだったらもっと必要なのかもしれない。ただ、全ての移動手段は飛行機だ。すなわち、大量にお金を持っていてもお金を生むだけであり、そのお金がある一定以上あれば、それ以上はサービスの向上などにはお金の力が発揮されにくいということが誰にでも分かる。


 だから、ある一定以上の大金は必要ないんじゃないのというのが今の結論だ。貯金が500万円あってずっと働いていけるのならばそれで充分じゃないのと思ってしまった。


 まだ30歳にもなってないし、高給取りでもなんでもないし、彼女がいるわけでも子どもがいるわけでもないから何とも言えないのだけれども。


 ツイッターで「こっちの世界に来なよ!」とかでリプライと共に数千万円貯まっているネットバンキングの写真を見ても、特には何とも思わない。


 むしろ若いときは時間のほうがよっぽど大事だと思う。例えば、残業で22時くらいまで働いて、寝たらまた仕事のような生活だと、残業代は増えて良いのかもしれないが、世界は仕事だけで収束してしまう。「若いうちに稼いで40代でFIREするのが良い人生なんですよ」とアクセンチュアのオンライン面接の討論会であっていたが、「その20年間でどれだけのことが出来るだろうか」と思うと、今日の私の有給休暇の取り方ではないが、まとまって時間を得られるよりも、コンスタントに自由な時間があるほうが人生の時間の使い方としては最も幸福度の高い時間の使い方なのではないかと思ってしまった。


 まとまった時間があると人間お金を膨大に無駄遣いするか、貯めたお金を使うのが怖くなって何も行動が出来ずに鬱状態になってしまうだけですよ。土日のまとまった休日があるだけでも軽く鬱状態になってしまう。本音を言えば、土日も分散して休みが欲しいとか思ってしまう。


 誰でもそうか。明日の水曜日が休みなだけでもだいぶ恵まれた人生を生きていることを自覚したほうが良さそうだ。


 疲れているからなのか、早退したことへの後ろめたさからなのか、真面目なことしか書けなかった。早退した後本屋に寄ってブルーライト文芸を生で見たが、「私が求めていたのはこれにゃ!」と心の中で叫んでしまった。タイトルをAmazonで検索していってブルーライト文芸をリストに保存していった。家に帰ったら「自分もブルーライト文芸みたいなのを書きたいなあ」とか思って自分の書いたものを覗いていたら、結構ジュブナイル系の小説はあった。早退して悪知恵でも働いたのか、自分の書いたブルーライト文芸は全く読まれていないので、そのうち『統合失調症(本物)になると、起こること』にでも載せようかなと考えていた。今日から載せようかなとも思っていたが、思いのほか文字数が多くなってしまった。あと、Season5ももうすぐ終わるということなので、今回載せるのは止めておこうかなと、自分の中でのどうでもいいような計画を暴露したところで、この記事の締めといたします。

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