日経平均株価が史上最高値を付けている時に株を買い始める人って何なの。狂気?

──『絶望とか渇望とか、変えたい現実がそこにあるけれども変えられない中で

   言葉で代々的に世界を創り出した時に、言葉は圧力を増すのだと思います』──


☆☆☆


 2024年2月26日(月)。21時22分。


 「ちっちゃな頃だけ優等生 気付いたら大人になっていた

  Lifeのような思考回路 持ち合わせる訳もなく

  遊び足りない

  何か足りない

  何も足りない

  全て足りない

  困っちまうこれは誰かのせい?

  システマチックに酩酊するmeter

  それもそっか

  有限の命に思考を与え

  有限の命に言葉を与え

  有限の命に欲望を与え

  無限の命は喋らない

  はあ?

  うっせえうっせえうっせわ!

  無限の命が語り掛ける

  一切合切凡庸な精神障害者 だよね!」


☆☆☆


 2024年2月26日(月)。21時28分。


 もう書きたいことは書いた。


 こんにちは。井上和音です。


 私は熊本に住んでいます。東京に憧れています。お金を持った状態で東京に行きたいです。東京に憧れているというよりかは、情報過多な世界に憧れているというのが正しいのかもしれません。


 ツイッターでも見てみましょうか。ツイッターの文章の後に「……と熊本に住んでいる方が申しております」と付け加えてみてください。熊本に住んでいても私が目指したい世界には一歩も進めないことが分かるでしょう。


 だから私の代わりに誰かスタートアップ企業でも創っちゃいな。食らっちゃいな!


☆☆☆

 「クロ現でスタートアップ企業の話をされると、あらゆる邦訳古典(フロイト、キルケゴール、サルトル、人間本性論、共産党が翻訳した資本論、その他名著)をKindle化する会社を創りたいという(もしくは早く誰か創ってくれ)夢に頭が取られてイライラしてしまう。」


 「大川隆法の法シリーズと池田大作の人間開花を秘密裏に読みたいので早く電子書籍化してください。信者増やしましょうよ。私はなぜ信者ができるのか研究したいだけですが。Kindle化をしましょうよ。」


 「哲学者の邦訳全集を全て安くKindle化して日本の文学部をぶっ潰そうぜ!!」

☆☆☆


 こいついつも同じことばかり言ってねえかと言われたらそこまで。とにかく1冊1000円くらいでキルケゴール全集とか人間本性論とか読める世界に早くなってほしいのですよ。出来るでしょう! やろうと思えば! 今すぐに! 資本論だって岩波文庫だけだと面白くない本だって嫌われるに決まっているでしょう! 何年前の翻訳だと思っているんだ。共産党中央委員会社会科学研究所の方々が訳している資本論は読みやすいんですよ。読みたいんですよ! Kindleで! 部屋の容量が決まっている人間がいることがどうして想像できないのですか!


 はあはあ。はあ。


 私がやればいいんじゃないの(……と熊本の方が申しております)と思うのですが、ええ。熊本の方が申したところで世界は変わりゃしないのですよ。


 思想よ自分に収束しろ。


 世界が自分の思い通りの方向へと変わらないことに絶望しないで。


 スウェーデンがNATOに入りました。ヨーロッパってほぼNATOじゃん。ドナルド・トランプがNATOに資金援助をしないとか、ロシアと上手くやるとか言っていましたが、2024年が終わった後の世界ってどうなっていると思いますか。トランプさんが全部ぶち壊していくのかな。それとも、NATOとロシアとの緊張が高まって、全面戦争とかになるのかな。NATOに入っていないのベラルーシとウクライナくらいだよ。なんかウクライナもどさくさに紛れてNATOに入れそうな気がする。入ったらNATOとロシアの全面戦争になるので入ることはないですよと思われがちだが、何となく、世界の動きというか、プーチン・ロシアをぶっ潰そうで世界の先進国が固まってきている気がしてきて、「俺たちもプーチン・ロシアと戦うぜ!」ということを言えば世界の正義を取ることが出来るので、積極的に戦争に向かうヨーロッパの国々が出てくるのではないかと思ってしまう。


 平和が何よりも尊いという世界から、国の誇りを掛けて戦うほうが尊いという世界へと変わってきているような空気感がある。いつの間にやらナショナリズムがヨーロッパ各地に広まってしまいました。スウェーデンは徴兵制のある国(男子、18歳以上)ですが、「他の国の為に戦うぜ!」という意気揚々としたインタビューがNHKnews7で流れてきました。「戦いたくないです。複雑な気持ちです」という男子もいて、それが普通よなと恒久平和の国、日本から夕ご飯を食べながら思いました。


 皮肉っているのは、恒久って言葉はなかなか使うのは難しいし、実際問題無理だよねと思っているからです。NISAですよNISA。流行りのNISA。非課税が恒久的に続きますと言いますが、10年以内に「やっぱり課税します」に変わっているだろうなと、何の根拠もなく思っています。だって積立NISAも数年で終わっちゃったじゃん。だから私は投資をしません。日経平均株価が史上最高値を今日も付けましたが、今の時代に株を買う人って何。狂気? そんなみんなお金余っているの。でもお金の勉強はしたほうがいいと危機感を持った方がいい。これは京大のタテ看板でネタにされているので知ったミームですが、危機感を持った方がいい。別に危機感からお金の勉強をしようとは思わないのですが、株価が大暴落したときにインデックス投資で買い漁れるように、今のうちにインデックス投資について勉強したり、ネットバンキングに口座を作ったりしておこうかなと思っています。古物商許可証と同じで今使うつもりはなくて、大暴落に備えて貯蓄の準備も始めておきましょう。


 ふと思ったのですが、第一次世界大戦後のドイツの通貨マルクはハイパーインフレで紙幣が紙くずになったことがありましたが、紙くずのような紙幣を第二次世界大戦後、ドイツが負けた後まで持ち続けていたらそれって歴史に残るレベルでの投資になるのかなと思いました。どうなんだろう。今までのマルクは使えなくして、これからは新紙幣に両替してください、みたいな感じになったのでしょうか。そうしないとドイツ国民──特に自由経済の西ドイツ国民──は、ほぼ全ての国民が大金持ちになることになります。高校で世界史を学んでも大事なところは学んでいないものですね。ただ記憶していないだけかもしれません。


 株価の大暴落を期待している日本国民ってどれくらいいるのだろう。これってもしかして少数派なのでしょうか。

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