第29話 2泊目の夕食
こちらの世界でも海の有るベイルント王国では海藻は普通に食べられているそうです。
これで安心しておにぎりに海苔を巻けます。
ワカメのお味噌汁も出せますね。
天ぷらは私がタラの芽、ナス、を担当して揚げ終わったものは収納して複製してしておきます。シンフアさんにはカボチャを担当してもらいました。衣の付け方、油の温度、揚げ終わりのタイミングを一緒に経験して貰い、思ったより上手くできたので、カボチャはシンフアさんに一任しました。
その間におにぎりの準備です。おかかと、焼き鮭とツナマヨを人数分とプラス30個ずつ作っておきます。シンフアさんにもお手伝いして頂きましたが上手く出来なかったので文明の利器、三角おにぎりの型を使って作っていきました。
おかか、焼き鮭、ツナマヨ各2個づつ皿に乗せて1人前にして、足りない人の分として各30個大皿に盛っておきました。
梅干しは多分私だけになると思うので、各人には出してなかったのですが、食べてみたいと言う人が居るかも知れませんので、一応準備だけはしておきます。
皆さんお仕事が終わったようなので、お味噌汁をよそっておきます。
「いただきまーす!」皆さん唱和してくださいました。
騎士様達はアナゴとイカがお気に入りなようです。
クラリス様はサツマイモ、カボチャ、タラの芽、ナス等の野菜系がお好きなようです。
お味噌汁も大好評で、ワカメが味噌汁にするとこんなに食べやすくなるのかと感心してしています。
そしておにぎりはツナマヨが1番人気でした。梅干しは騎士団長様以外の方達には不人気でした。
盗賊団の頭には馬の世話係さんの為に作って置いた小屋を開放して、水道の使い方、シャワー、トイレの使い方を教えておきました。所かまわずその辺にされたら嫌ですからね。
小屋の中だけなら自由に動けますが、何か壊そうとしたり、脱走しようとすると体中に電撃が走って悶え苦しむことになるから大人しくしているように念を押してあります。
食事はおにぎりの残ったものとお味噌汁だけです。
梅干しは残りませんよ。私の物ですからね。
さて翌朝早く早馬で騎士さんに王都へ翌日か、翌々日には到着するので、色々準備して置いてほしい旨、クラリス様と騎士団長様が手紙を託しておいででした。
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