第2話

電車は結構すいていた。僕は電車の座席に座り、ぼっとしていた。

電車は左右に揺れているぼくも、ゆらゆら揺れている。人間ってすごいなと思った。こんな乗り物を作れるなら、僕らはどこへでもいけるんじゃないかと思った。

少なくとも地上は、インフラが整っているということがすごいことだ。

便利な世の中なことと思った。


僕は、座席に座り、ユーチューブをスマホで見た。

最近、面白い食べる系のユーチューバーだ。おいしいものをたべているところは、自分も食欲がわいてくる。僕は、なるべく太らないよう、あまり食べないよう努力しているのだが、このユーチューバはおかまいなしに食べている。

なんて、幸せなのだろうと思った。

こんなに食べているのに、このユーチューバは特に太っているという体系ではない。体質なのかなと思った。目的地の駅に到着するまで、その人のユーチューブを見ていた。

目的地の駅に着くと僕は、駅の中にある自販機によって言った、。そこで好きなジュースを買う。

今日はコーラだった。いつも、一週間に一回大学が終わってからなにか飲み物を買っている。習慣であった。

僕は、コーラを買った後、駅を出て、家へ向かった。今日の天気は晴れである。空は快晴で太陽光でまぶしい。

歩いていると汗が服に滲んでくる。

僕は、家に着くと服を脱ぎ、新しい服に着替えた。

ここは、マンションであり、その2階に住んでいる。

家族と同居している。僕は、自分の部屋に行って、一回、昼寝をした。

そして、目を開けるといつの間にか、6時になっていた。


「夕飯できたよ」と母が言ってくる。

「わかった。」と僕は言って、リビングに行き席に着いた。


「今日って7時からサッカーやってるらしいよ」と母が言った。

「知っている、林が出るらしいよ」と僕は言った。

「へぇー、デビュー戦なんだ期待されてるから頑張ってほしいね」

「ゴール決めてほしいな」2人でサッカーについて話した。


その後、僕は夕飯を食べ終わると皿を洗い、自分の部屋に戻っていった。今日も、一日が終わってしまった。最近体感時間が速いきがする。

きっとゴロゴロしすぎているのかもしれない。

ここは一発なにかやりたいなとおもいながら、少し、勉強をする。僕は、あまり勉強が得意なほうではないけど、努力はするほうだった。

勉強が終わると、僕は、筋トレをした。

体型は普通だけど、筋トレで筋肉をつけたいと思った。

つまり、もてたいのだった。

大学では彼女ができなくて、悔しいので筋トレをして努力しているのだった。もてるって何だろうと思う。もてると彼女ができるから、みんなもてたいのだろう。

人間って面白い原理で生きているのだなと思った。

きっと、世界は単純なのだろうと思う。

筋トレをした後、本を読んだ。

日常を描いた本だった。今の自分とは違う環境の話はとても面白かった。僕は、いつも、だらだらしているそんな自分に嫌気がさしていた。

けど、自分ではなにもできないと思って行動しない。

そんなこんなで日々を過ごしていた。

けど、本をよんで、いろんな世界があることを知った。別にだらだら知っていい、自分の目標に向かっていいと思えるようになった。

なので、自分のできることをやることにした。

まずは、勉強をすることにした。とりあえず、べんきょうで大学の単位をとる。

それが、ひとつの目標であった。

きっと、この先も目標を頼りに生きていくだろう。

人生の一生の中でなにができるかなんてわからない何もないまま死んでしまう人なんていっぱいいるだろう。

自分もその一人だと思うが、それでも積み重ねていれば、なにかにたどり着けるだろうと思う。


7時になったので、リビングに行き、テレビを付けた。韓国対日本の代表戦の親善試合をしている。

韓国は宿敵の相手で負けたくはない。

相手側も同じなはずである。日本の先発は、いつものメンバーでそこに林がフォワードで入っている。前半、日本は攻めにでて、1点を奪った林のゴールだった。

期待の新人のゴールで点が入った日本は勢いにのったが、韓国に反撃され、サイドから突破をゆるして、クロスを上げられヘディングで得点された。そして、試合はドローのまま、後半40分が経過した。

残り5分。日本のミッドフィルダーが相手から、ボールを奪い、味方にパスをだした。そして、日本は前向きになり、攻撃の体制に入った。そして、フォワードの林にスルーパスをした。林は相手ディフェンダーを引きはがし、ボールをもらい左隅にシュートを打った。ネットを揺らし吸い込まれたゴールが決勝点となり、日本の勝利で終わったのだった。日本は林に救われたわけであった。僕は、これは今後の活躍を期待したいと思った。日本対韓国の試合が見ごたえがあり、面白かった。


僕は、勝利の余韻に浸ったまま、テレビを消した。そして、自分の部屋に戻っていった。僕は、サッカーというスポーツがどうやら、とても好きなようだ。サッカーを見ているととても興奮する、点が入るととてもうれしくなる。

きっと、何かを好きになるには、それに興味があるからである。好意ともいえる。明日も大学がある。

朝早いので、早めに寝ることにした。次の日、僕は、朝早く起きていた。そして、大学に行き、昼休み山下と会った。


「きのうの試合とてもよかったよ日本が勝てて。」と山下は言った。

「きのうは、、林がすごかったよ、やっぱり、期待の新人だけあるね」僕は言った。「そういえば、今度映画でも行かないか」

「なんか最近の映画あったっけ」

「『愛する手紙より』って映画なんだけど、戦争の出来事の話らしくて、泣けるらしいぜ」

「へぇー、戦争映画かみてみたいな」

「じゃあ、来週あたりで見よう」僕たちは映画の約束をして、解散した。

僕は大学の5限目の講義を終わり、家に帰っていった。

映画なんて、最近みていないし、楽しみだなと思った。きっと感動の映画なのだろうと予想はついていた。

僕は、家のリビングで水を飲みながら、映画について考えていた。そして、僕はテレビをつけてたまま、眠ってしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る