261 話し合い③
高峰「おそらく、記憶が思い出せないようになっているのだと思う」
岸澤「なんでそう思うの?」
高峰「右目に映る君も同じ事を言っていたから」
岸澤「つまり、忘れているのはなんらかによるものだと?」
高峰「そうだと思う。僕は何度も何度も君に会ってきた。その全ての君とは初対面だった」
岸澤「君は永遠だから、永遠に私を思い出す可能性があるけど、私には、ない?」
高峰「そう」
岸澤「それでは、この世界で恋愛するのも実は初めてではない?」
高峰「いや、今回は初めてだよ。この世界に以外では、色々あったし……」
岸澤「すごく気になる……」
残り260
〜続く〜
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