第13話

「ここですか?」


食器を仲良く棚に入れている。


「そう。重ねていいよ」


「ありがとうございました」


「ううん」


その後、乾燥機にお茶道具を入れて完成!


「では」


ん?なんでかがむの?


…て


「さっちゃん、していいですか?」


「…き、キスした後に言う?もうしてるじゃん」


「あ、そうじゃないんです。あのー、セックス」


な、なんで最初はっきり言わないで濁してんの!いや、普通言わないで流れでとか…?


「だめじゃない…」


「では、失礼しますね」


ひょっいと抱えられた。そのままベットに連れてかれる。


「さっちゃんに、見つめられたらダメみたいです」


「…さっき、お風呂でしたのに…できるの?」


「大丈夫ですよ。心配してくれてありがとうございます」


押し倒されて、キスされる。


「ん」


「さっちゃん、舌を出して」


「ふぇ」


動物みたい…私。ジャージ、脱がされる。零はジンベエってやつ着てるよ…


「今日はもうけっこう濡れてるみたいですね」


「あっ、そんな、見たら…だめ」


「足綺麗ですね…」


「んっ」


内腿にキスされた!恥ずかしい〜やだ〜慣れないよぉ〜。だが、冷静にナイトブラについて質問された。知らないことばっかりな零は、いつでも質問する。


「さっちゃん、僕に任せて」


零の器用な指先…やばいよぉ

だめだよぉ…


「気持ちよかったですか?」


「うん…」


うう、零に見つめられてるぅ…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る