第4話 予選大会1

「「剣聖杯(ですか)?」」


ユキナの言葉に、雨音とリシアの二人は首を傾げる。

その光景がなんとも可愛らしい。

ユキナは萌えそうになる自分をなんとか戒め、二人に説明を始めた。


「剣聖杯っていうのは五年に一度開催されるこの国最大の闘技大会で、腕に自信がある者が集まるの。優勝者は今代の剣聖と闘う権利が与えられ、見事勝利することができれば剣聖の称号が譲渡されるわ。」


初代剣聖を冠するリシア・レイヴ=グラハムに敬意を称して新しい剣聖を決めるこの大会は、ユキナが言う通り五年に一度のみ開催される。


世界中から、名高い冒険者や傭兵、武闘家、果てには貴族、王族までもが参加したりする。


剣聖杯は三代目の剣聖が代替わりする時に、

“剣士のみが出られる”という趣旨を辞め、様々な者たちに出場権が与えられるようになった。

つまり、弓使いや斧使い、槍使い、果ては拳のみで闘う者まで、参加するようになったのだ。


それからは剣聖が最も強い剣士というだけでなく、最も実力のある者に送られる称号という解釈に変わっていた。


もちろん魔法使いも参加できるにはできるが、上位に入り込む者たちにもなると、武器と魔法の両方が最高峰レベルに扱える。

現に魔法のみで剣聖になったものは未だに存在しない。


剣聖杯はトーナメント形式で優勝した者が当代の剣聖と闘う権利を与えられる。


もし勝利することができたのならば、剣聖の称号を継承すると言う形になる。


しかし第一回剣聖杯は、大会優勝者にその称号が贈られている。

当時初代剣聖であるリシアを第一回剣聖杯に招き、大会優勝者と戦わせようと考えていた運営はついにリシアの所在を見つけられず断念したためだ。



雨音は、剣聖について調べていたときにそのようなことが書いてあったことを思い出す。





◆◇歴代剣聖


初代剣聖リシア・レイヴ=グラハム

(例外)


二代目剣聖ミヤ・レイヴ=ハース

(第1回剣聖杯優勝。1年目)

(34年間、通算6回称号守護)


三代目剣聖アイオッド・レイヴ=シルフィオン

(第7回剣聖杯優勝。35年目)

(14年間、通算2回称号守護)


四代目剣聖アザレア・レイヴ=コード

(第10回剣聖杯優勝。50年目)

(19年間、通算3回称号守護)


五代目剣聖リカ・レイヴ=グリムノーツ

(第14回剣聖杯優勝。70年目)

(9年間、通算1回称号守護)


六代目剣聖ノイラ・レイヴ=アンダイク

(第16回剣聖杯優勝。80年目)

(54年間、通算10回称号守護)


七代目剣聖ジン・レイヴ=クライン

(第27回剣聖杯優勝。135年目)

(24年間、通算4回称号守護)


八代目剣聖オリヴィエ・レイヴ=ガーネット

(第32回剣聖杯優勝。160年目)

(19年間、通算3回称号守護)


九代目剣聖イオリ・レイヴ=カザキリ

(第36回目剣聖杯優勝。180年目)

(19年間、通算3回称号守護)





剣聖になるにはその代の剣聖を降さなければならない。

並の者では不可能なのだ。

故に、皆一回以上は剣聖という称号の守護に成功している。


因みに『レイヴ』は渾名であり、剣聖になったものに与えられる。


「今回で丁度200年目の剣聖杯があるから出てみない?私は魔法使いだから出ないけど、ガラシャも長期依頼から戻ってきたし出ると思うわよ。」


その言葉に迷わず二人は大会出場することにした。


「二週間後が剣聖杯で、その予選が一週間後にあるからエントリーしておくようにうちの暇なギルマスにお願いしてくるわ。」


ユキナがそう言ってどこかに行ってしまった。


ギルマスって忙しそうだけど、暇なのか…

雨音とリシアの内心がシンクロした。









◆◇ーーー







「私そんなふうに思われてるの?」


辺境ウラクの冒険者組合ギルドマスターのユークリッドは心外そうに言う。


「ギルド交流会不参加、ギルド創設記念不参加、その際何してたかしら?」

「ギクギクッ!?」


ユキナの圧によりユークリッドは屈した。


そう、ユークリッドは大事な行事に顔を出さず自分の研究しゅみに打ち込んでいたのだ。

更に更に、有能なミカにギルドの運営を任せきりというヤバいことをしていた。


「よ、よく慕われてますね…」


雨音ですら若干呆れ顔である。


「確実に内心唾吐かれてる…」


リシアの追い討ちによりユークリッドのヒットポイントはゼロになる。


「ギルメンが厳しいよぉ、」

「誰のせいだと思ってるの!」


まあギルドマスターとしての実力は確かにあるため降ろされずに済んでいる。


「今度ミカに会ったら労わります。」


しみじみと雨音が呟き、リシアもそれに頷く。

受付嬢ミカは10代の時から毎日残業に明け暮れ、ギルドに貢献してきた彼女を慰める者は少なくない。


それがあるから今もなおギルドに残っていると言えるが…


「絶対ミカちゃんに長期休暇取らせなさいよ!それからあんたは残業。いいわね!」

「はい…」


ユークリッドはユキナに逆らえなかった。


二人は旧知の仲でありガラシャ、ユキナ、ユークリッドの三人で活動していた。

S級まで登り詰めた彼女たちだったが、先代ギルドマスターが隠居したため、ユークリッドがその跡を継ぎ、パーティはガラシャとユキナの二人だけになった。


ギルドマスターになって最初はやる気に満ち満ちていたユークリッドだけど、この様である。


「後この子達を剣聖杯の予選大会に入れておいて。」

「え?」


素っ頓狂な声でユークリッドは反応した。


ただでさえ残業確定だっていうのに、予選大会の書類申請までしないといけないの?

とでも言いたげだったが、ユキナをこれ以上怒らせないためなんとか心の中に収める。


それと同時に一つの疑問がユークリッドの中で生じた。


「リシア・レイヴ=グラハムも出るの?」

「え?」


今度はユキナが素っ頓狂な声をあげる。


「だから初代剣聖だよ。知らなかったの?」


ユークリッドは至極当たり前かのようにユキナに聞くが、反応を見て本当にまだ知らないと分かり経緯を説明した。


ギルドにリシアが登録する時、偶々居合わせたユークリッドが監修していたのだが、リシア自身から初代剣聖だと包み隠さず言われて鑑定眼で調べたところ本当だったのだ。


「つまり、リシアちゃんは初代剣聖その人だったと…分かるわけないじゃない!」


雨音然りリシア然り、なんでこうも見た目詐欺のような子ばかりいるのかと嘆く。

ユキナは自分のことを棚に上げながらそう思った。


まあ、ウラク所属の冒険者が見た目でその人を過小評価するなんてバカな真似はしないが、それでも見た目に反する人が多すぎる…


ユークリッドは一見優しそうなお姉さんに見えるし、雨音は可愛らしいと綺麗、美しいという言葉がなによりも似合う令嬢に見える。


リシアも表情はあまり動かないが、正統派なクール系美少女。

ミカも受付嬢をやっていて、愛嬌があり可愛いに全振りしたような見た目だが、ギルドの調査班もやっており実力はB級冒険者と同程度。


冒険者ギルドを焦点に置いた『冒険特集』とかいう密かに人気な雑誌の中には“見た目で侮ることができない冒険者ランキング”とかいうものが一時期掲載されていて一位から十位までウラク所属の冒険者が総なめしたこともあったとか、


「え待って、じゃあアマネちゃんがリシアちゃんに模擬戦で勝ってるってことは、」


ユキナは雨音の実力の片鱗を垣間見た気がした。


「あう…」


リシアはユキナの言葉に恥ずかしくなった。

純粋に剣で負けたんだ。

雨音のほうが自分よりも何倍もその称号が似合ってる。


雨音は落ち込むリシアを見て話を変える。


「当代剣聖はどのくらい強いのですか?」

「歴代剣聖の中で最も強いわ。まあ代を重ねるごとに強くなる剣聖だから当たり前と言えば当たり前だけれどね。」


重ね重ね言うが剣聖になるには当代の剣聖を降さなければならない。

あまりに逸脱した才能は、新たな才能によって喰われていく。


つまり新しい剣聖は歴代のどの剣聖よりも強いのだ。


もちろん老衰や怪我、病気などにより全盛期に比べれば実力は劣っているかもしれないが…

六代目剣聖ノイラにより、その論は意味をなさない。


ノイラ・レイヴ=アンダイク

彼女は悠久の時を生きるエルフだ。


通算10回の称号の守護を果たし、常に全盛期と言われている彼女を下した者がいるという事実がある以上、歴代剣聖は代を重ねるごとに強くなっているとされる。


剣聖になる為には剣聖では無くなったが、どんどん強く研ぎ澄まされているエルフのノイラに勝ち、尚且つ当代剣聖に勝たなければならないというあまりに無茶難題が付き纏うことになる。


もし剣聖になれたとしても、新たな才能に喰われていくだろう。


「楽しみですね。」


光悦とした表情を浮かべ、嗤う雨音を見てリシア、ユキナ、ユークリッドの三人は、魂を直接撫でられたかのような感触がした。


美しいものに棘があり毒があるなんて言うが、まさにその言葉がぴったりだった。




予選大会に向けて、ギルド内でパーティーが開かれる。


朝来たらまるで示し合わせたかのような演出の数々にびっくりしていた雨音達だったが、どうやら剣聖杯の予選大会出場が現れた時こうやってお祝いされるらしい。


「アマネとリシアは最速A級冒険者として、結構有名だからね。なんとか第八ブロック予選と第九ブロック予選の第一シードに捩じ込むことができたよ。」


剣聖杯の予選大会は第一ブロックから第六十四ブロックまであり、一桁に近づくほど少なくなるほど出場者は強くなる。


ユークリッドはユキナに怒られないようなんとか第一シードに雨音とリシアを入れた。

因みにガラシャは第三区の第一シードである。


「我らが辺境ウラクギルドからは剣聖杯予選大会出場者が三名出たことを祝いまして、乾杯!」


ギルマスの合図を境に、ギルドはいつになく騒がしくなっていた。


「アマネと、リシア…だったか、先に剣聖杯で待ってるぜ。」


第1区から第3区は既に予選大会が終わっている。

ガラシャは第三区予選で、圧倒的な実力で周りをねじ伏せ優勝していた。


「待たせはしません。直ぐに蹴散らしてきます。」


言葉遣いはいつもながら丁寧な雨音だが、少しばかりギラついた感情が表に出ていた。


「私も、一瞬で終わらせてくる。」

「はは、第一シードに相応しいな闘志だな。」


ガラシャはその圧を間近で感じとり、そう評した。





辺境ウラクを離れ、ハイロッド王国で最も栄えてる王都の競技場に到着する雨音とリシア。


「おっきいですねー!」

「久しぶりに来たけど随分変わってる、」


王都ハルア。

また、食と芸術の都と言われるほどであり観光地として真っ先に名が上がるほど有名だ。


そんな王都の競技場には、たくさんの来客で賑わっていた。


凄い人だかりで若干目眩気味になるリシアの背中を雨音はさする。


「ありがとうアマネ、」

「辛かったら頼ってくださいね。」


リシアは雨音の優しさに癒される。


「私たちは第一シードですから一番最初ですね。」



リシアが迷わないように手を繋ぐ雨音。

これなら二人とも逸れないよね。


それにしても、本当に人が多いなあ。

多種多様な人種がいて多分世界中から来てるんだろうな、


雨音は周りを見渡しながらそんなことを考える。


「ユアンさんとアレフさんじゃないですか。いつのまにこっちに来てたんです?」


見覚えのある風貌だ。

よくギルドで会うユオンとアレフの二人がそこにいた。


「ああ、えと、応援しにきたんだよ。」


そう言いながら頭を掻くユオン。


「俺はこいつの付き添いだ、頑張れよ二人とも。」

「ありがとうございます。魅せてあげますよ!」


そう言って二人とは別れて競技場受付に向かう。



「じゃあここでリシアとは一旦お別れですね、」

「また、あとでね!」


雨音とリシアは拳を差し出しタッチする。

息ぴったりに。



「さて、行こうか…」


雨音の口調が変わる。

いつもの敬語とは全然違う。

この世界に来て初めて見せる一面は、天音のものだ。








◆◇ーーー








予選大会決勝。



「さあ、終幕にして剣聖杯への舞台の入口へ!第八ブロック決勝の始まりだあああああああ!!!」


会場は熱狂に包まれ、人為的な地震のようなものが巻き起こるほどの大歓声。


「その者は全ての挑戦者をねじ伏せ、鮮やかに舞う深き青き閃光。超新星の如く現れたA級冒険者として参加し、もはや宝石細工のように美しく可愛らしい容姿を侮る者はもう誰もいない!剣聖杯に相応しき圧倒的な剣技を見せに魅せた瑠璃色の剣姫、アマネ=ツルギぃぃぃ!!!!!!」


司会は拍車を掛けるように、怒涛に叫んだ。

歓声は本戦である剣聖杯と同程度のものにまで達している。


雨音はゆっくりと歩きながらフィールドに立つ。


「続くは剣聖杯上位に何度も進出してきた常連、巨大なハルバートを自在に操り人為的に竜巻を起こすその様は伝説にいずる竜、バハムートにも例えられる程だ!目の前に現れる敵は容赦なく踏み潰す傭兵!煉獄の異名を持つ彼の名は、ガルム=ファラルド!!!!」


地面がひび割れるほどに豪快に踏み込みながら進むガルム。


二人は、それぞれの得物を構える。


「さあさあさあさあ!!!!これ以上の前座は野暮だろう!第八ブロック決勝戦、開幕ぅぅう!!!」


司会のその合図に、距離を縮める二人。

お互いの表情を確認し笑い会う。


「こりゃヤベェなあ!なんだその強さは!」


ガルムは雨音の強さを認識する。

戦場で磨かれた勘がけたたましく警鐘を鳴らす。

久々のアラートを感じたぎるガルム。

冷や汗が拳に流れ、それでもなお不敵に笑った。


初戦、雨音と対峙した奴は馬鹿だな。


雨音の容姿を見た奴は、

『悪いことは言わないから帰りな。俺は君のような可愛らしい少女を痛めつける主義じゃないんだ。』

とかほざいていた。


節穴にも程がある。

相手のレベルもわからず無いなんてこの剣聖杯予選大会、程度が低い奴が多すぎる。


ああ、それに比べて目の前の少女の風貌をした彼女はなんて、なんて凄まじいのだろうか!

本戦の剣聖杯に余裕で出てくる強さだ。


「俺の全力を賭していくぞ!」


その言葉と共に旋風を巻き起こしながらハルバートを払うガルム。


しかし、完璧に間合いを読まれた。

一見当たっているように見えるが、僅かな間合いで掠りもしていない。


その一瞬の攻防に観客達は目を見張る。


神業だ。

あんな避け方は一つ間違えれば直撃している筈なのだ。


「名残惜しいですが、一撃で終わらせる。」


この世界に来て、雨音は技という技を一度も使ったことがない。

強いていうなら立ち回りや基本剣術のみ。


本戦に向けて慣らしておかないと、ここぞって時に使えない。


上半身を逸らし、“世海”の鞘と柄を手で掴み構える。


瞬間、世界が止まり雨音のみが動いた。



雨笠一刀流うりゅういっとうりゅう秘奥星雨ひおうほしあま


静寂の一太刀がガルムの胴体を真っ二つにした。

あまりに速く斬られたせいか、両断されたガルムの身体だったが、繋がっているかのようにも見えるほど綺麗に斬られている。


雨音は“世海”に付着した血を飛ばしゆっくり納刀する。


「何が、おきたん、だ…」


ガルムは何が起きたのか理解することさえ出来ず地面に倒れる。


そして、とうとう胴体が二つに斬られていることに気づいた観客もまた思考停止し、運営である救護班が駆け寄ってるのを見てようやく勝敗が決したのを理解した。


「しょ、勝者アマネ=ツルギ!!!一体何が起こったのか、理解することさえ許されない神の如き一撃がガルム=ファラルドを破ったぁぁぁぁ!!!」


司会のその言葉に後押しされた観客達が、会場を揺らすほどの大歓声をあげる。


「凄い、アマネちゃん凄すぎるよ!」

「当然だろ、って言いたいところだがこりゃあ凄いとしか言いようがないな…」


観客席にいたユオンとアレフは先ほどの闘いの余韻に浸る。



雨音は控え室に戻る。


思い出す。

師匠から学んだ技の数々を…

ただ、前世の自分では無理に使うと寿命が大幅に縮むから、禁止されていて使うことができなかった。


「師匠、まだ不完全でしたけど、やっぱり師匠の技はほんとに綺麗ですね。」


そう呟いた。


控え室でやることもない雨音は対戦相手の控え室まで赴く。

この会場内では絶命したら蘇生される結界が貼られている。もちろん致命傷なども回復できる優れものだ。


とはいえ、真っ二つに斬ってしまったから大丈夫そうか確認しに行く。


扉をノックし開ける雨音。


「お、優勝者様じゃねえか。こんな格好で悪いな。」


ガルムが寝台で横になりながらそう言った。


「体調はどうです?」

「んーまあ良高だな。晴々しい気分だわ。ああそれと、」


体調は問題ないと言うガルム。

それを聞いて雨音は安堵し、ガルムは付け加えてこう言う。


「俺が喰らった技の名前を聞きてえ。」


ガルムは自分がなす術なく、やられた技の名前が聞きたかった。


「『星雨』です。」

「そうか、そりゃいい名前だな。」


豪快に笑うガルムを見て、雨音もつられて笑った。


「また見せてくれや。」

「ええ、沢山魅せてあげますよ。」


不敵に言う雨音に、


「おいおい、それは俺が死んじまう。」


焦るような表情を浮かべるガルム。


「そういや優勝者様は表彰式出るのか?」

「アマネでいいですよ。そうですね、ボクは友人の予選大会を見にいかなければならないので辞退するつもりです。予選なんて所詮は予選ですから。」


目的は剣聖杯本戦。

わざわざ、予選大会で優勝した程度で表彰なんて必要ない。


「流石剣聖杯に出る奴は言うことがちげえな。」


娘と同じくらいの歳に見えるが圧倒的に実力が違う。

天と地ほど、いやそれ以上にあるだろう。


最近調子に乗ってる娘の鼻っ面をへし折ってくれれば助かるんだがなぁ。

そう考えるガルムだった。

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