第2話

【レイド様。この場所は、『エンシェントの森』という場所のようです】

うむ、先程マップでも確認はしておいた。

少し先に休めそうな場所があるな。

『クエスト:休める場所への移動』

【開始】

森の中を進む。

森の木がざわつく。

【レイド様、モンスター警報発令です】

モンスターが居るのか。

【はい。貴方様にはこれからモンスターとの戦闘チュートリアルを受けてもらいます】

『戦闘開始』

という謎のメッセージと共に戦術フィールドが展開される。

【モンスター出現!】

【名前:ウルフ】

狼か。

「ぐるるる」

あの耳はイヌ科特有のやつだな。イヌ科は耳がよく聴こえる。

【戦闘チュートリアルです。貴方様はこれからも戦闘には何回か突入することがあります。画面に【剣出現】があるはずです】

確かにあるな。

【それを選ぶと貴方様は剣を装着し戦うことが可能となります。実行をお願いします】

【剣出現】

これだな。

【画面に触れてください】

うむ。

【剣装備】

俺に剣が装着される。

(これが剣出現の効果)

【次に攻撃ですが。ウルフを選ぶと攻撃開始します。【モンスター選択】で【ウルフ】を選ぶと攻撃開始です。ではお願いします】

【モンスター選択】

【ウルフ】

実行すると俺の身体が自然に動きウルフを攻撃していた。

「があ!?」

【このように選ぶことで自然に動き攻撃する形となります。貴方様は常に戦闘中、移動中も特には何もなしに簡単に移動できる仕組みになっています】

なるほど、楽なシステムのようだな。

【はい。先程攻撃したウルフからの攻撃が開始されます】

「がうう!」

ザシュッ

う、少し痛みを感じた。

【HPが少し減りましたね。ですが大丈夫戦闘に勝利すると完全回復しますから】

なら、このまま押し切る。

再度

【モンスター選択】

【ウルフ】

を選び攻撃。

「がおーん!」

【ウルフは光の粒子となり消えた】

【経験値を15獲得した】

【レイドはレベルが上がった】

【という感じに戦闘は展開されていきます。戦闘チュートリアルは現時点ではここまでです。レイド様お付き合いありがとうございます。アイテムボックスに少しですがプレゼントを入れましたので確認お願いします】

何が入ってるんだろう?

【アイテムボックスの中を確認する】

ポーション10個、食料10個、銅貨銀貨金貨が10枚ほど入っていた。

【これからもナビゲーションのエディをどうぞよろしくお願いいたします】

『クエスト:戦闘チュートリアル』

【完了】

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