異世界で気づけば世界最強になっていた（全年齢版）

第10話

こんな所だろう。

『冒険者の店』により

奥の掲示板で依頼書を確認する。

（なにかいい依頼は無いかな）

掲示板を上から下へと見ると

（お？なんだ？）

『薬草採取お願いします！かなり数が必要なんです。』

というものだった。

報酬

金貨2枚と高報酬だ。

（これにしよう）

「すみませんこの依頼受けたいんですけど」

「はい。あ、はいでは受理しますね」

少し待って

「受理しましたので行ってらっしゃい」

場所は『町外れ』で依頼人は『ハンス』さんか

まずは、依頼人の所へ向かう。

少し歩くと依頼人『ハンス』さんの家に着く。

コンコンと家のドアを叩く。

すると

ドタバタドタバタ

バッターン

ドッターン

『ぎゃー』

と、なんかすごい音がしてから

ドア開き

「はぁはぁはぁ……ど、どちら様ですかぃ」

と、すごいことになってる人が出てきた。

（おわ！？すごい状態）

「すみません？ハンスさんですか？」

「はい。俺がハンスですけど？どなた？」

「あ、申し遅れました。僕は、アキト……『冒険者の店』で貴方の依頼した依頼を受けたものです」

するとハンスさんはすっごい笑顔になって

「まってましたよ！やったー！！やっとこの依頼を引き受けてくれる人が現れたよ

まあ、この依頼は根性ないと出来ませんからねぇ」

（いきなり話し始めたぞこの人まあ、根性ないと引き受けられない依頼な訳か）

「おっとすみません！取り乱しましたね……順を追って説明しますと俺が『冒険者の店』で依頼をしているのは

普通の『薬草採取』では、ありません。光薬草（こうやくそう）という大変珍しい薬草の採取なのです」

（光薬草（こうやくそう）？わかる？）

『わかります』

（なら後で教えて）

『了解です』

「その、光薬草の群生地があるのですが、その場所がちょっと厄介でして」

（どんな場所なんだろ？）

「魔物が沢山いる森の奥にある湖なんですよ」

（ほーなるほど、だから根性がないといけないのか）

「任せて！僕そこそこには強いからさ（まあ、前にコボルトと対峙する前にコボルトを倒した大馬鹿者だけどな）」

『そうですねあれにはビックリしましたからね』

（……そうね）

ぱぁっと明るくなるハンス

「それは素晴らしい！ならお任せしますね！」

マップ表示で『場所』を確認する。

『トマレイヒ湖』という場所に光薬草があるらしいことはわかった。

そこまでの途中までなら『テレポート』で移動可能だな。

向かう道中で

（ねえ）

『はい』

（光薬草について教えて）

『はい、光薬草とは、希少価値の高いもので 傷を治したり体力を回復したりすることが出来る優れものです。また、滋養強壮の効果もあり、煎じて飲めば精力剤にも使えると聞きます。』

（へぇ、そりゃあすごい効能だ。でもなんでこの依頼はあまり受ける人が居ないんだ？魔物とかのこともあるけどもそれだけでは無い感じするけど）

『はい、実は、その光薬草は、ある特定の魔物が生み出しているものなのですが、その魔物が中々手強くてなかなか手に入らないのですよ』

（ふむふむ）

『さらに、その魔物は、群れを作っており、1体倒すだけでも一苦労するのです。』

（だが、僕だからな）

『はい。貴方だから安心なのです』（ありがとう）

『いえ、こちらこそ』

『テレポート』を発動する。

目的地の『トマレイヒ湖』に着いた。

（ここがそうか……やな気配がする）

『危険探知』と『周辺探索』『危険察知』が同時に発動してる。

これはかなりヤバいやつがいるってことだな。

『索敵』でこの気配のやつをあぶりだす。

『バイオドゥーガ』という魔物が『ヒット』した。

『バイオドゥーガ』は、緑色の肌をして身長170cmぐらいの醜悪な顔つきをした悪魔のような姿をしている。

『鑑定』を行う。

『バイオドゥーガ』レベル40

種族：魔族

性別：♂

（こいつか！）

まず、『剣』の装備とスキルセット。

『切る』で攻撃した。

ピコン

『切る』のレベルが上がりました。

ヒット率が上昇。

『払い抜け』を取得しました。

早速使ってみる。

「そりゃ！」

『払い抜け』！

バイオドゥーガに使う

攻撃ヒット！

「ぐう！？」

バイオドゥーガに傷がつく。

『払い抜け』のレベルが上がりました。

『剣』のレベルが上がりました。

ここで一旦、装備変更とスキル変更を行う。

『格闘術』『打撃術』『空手』『合気道』をスキルセット。

『格闘術』『打撃術』『合気道』が新たな攻撃体系を生み出した！

『格闘家』を取得しました。

『武神流』という流派が派生しました。

『武神流』をスキルセット。

『骨法』と合わせます。

新武術『カポエラ』が誕生しました。

すると、『骨砕き』と『関節外し』という技を覚えた。

「とりゃ！」

ピコン

『格闘技』を取得しました。

『武道家初級』を取得しました。

『武神流』のレベルが上がりました。

『武神流・砲撃殺』を取得しました。

『骨砕き』でバイオドゥーガに攻撃。

ヒット！

バイオドゥーガは倒れた。

バイオドゥーガの死体は見る見るうちに消えていく。

魔族だからなのか？

その消え後に薬草を発見した。

『それが光薬草です。』

（これが、薬草だが光ってる）

ということはだ

バイオドゥーガを倒せばもっと手に入るのか？

『はい。その通りです、あと少なくとも2体は近くにいます』

（なら倒すしかないよね）

ニタアと悪い笑顔する僕に

『ほどほどに』

と言われる。

奥へと進み

バイオドゥーガを再び戦う。

今度は、『大剣』装備に変更して

『大剣』スキルをセット。

『大旋風斬』で攻撃する。

バイオドゥーガの腕が吹っ飛ぶ。

ピコン

『剣術』のレベルがあがりました。

『大剣』が上位武器になります。

『大剣』が進化します。

『大剣豪』を取得しました。

『大剣』が『聖剣』（←は？なんじゃそれ！？）に変化しました。

『聖剣』が上位武器に変わります。←意味わからん。

バイオドゥーガを倒し

光薬草をゲットした。

3体目が現れた

次は、『杖』に装備変更。

『杖術』

『黒魔術』をスキルセットする。

「地を揺るがす程の業火よ！我に仇なす敵をうがけ！『アルティメットインフェルノ』！」

ピコン

魔法が解放されます。

『黒魔術』が『白魔術』に統合されました。

新魔法の取得。

『浄化の炎』を取得しました。

『アルティメットインフェルノ』！ ゴオオオ！と凄まじい音を立てて敵を飲み込む。

バイオドゥーガは消えていく。

光薬草をゲットした。

（依頼の数は越えたのでこれでよしにするか）