薄桜鬼アニメ第一期を見終えて

第4話 黎明録

そして、たぶん最終章の第三期（黎明録）

いきなり冒頭から、私のファンの声優さん、中田譲治氏！

いや～、いいお声です。

特に私が中田氏、適任だと思われた作品

コードギアス 反逆のルルーシュ

ディートハルト・リート役、

報道局スタッフで興味ない事柄には、目にもくれない実力主義に憧れルルーシュが黒の騎士団率いるゼロという存在に心酔し、以来、”ゼロが引き起こす世界の変化を一番近いところで見ていたい！”という希望でゼロ専属リポーターとして、ゼロとともに活動を共にするが、ルルーシュ＝ゼロの実の兄にあたるシュナイゼルの登場により

ルルーシュ＝ゼロを裏切る。しかし最後は”自分にもギアスの力を使って欲しいと懇願するが、、”

ヘルシング

アーカード役

大英帝国の王立国教騎士団の最後の切り札として、ヘルシング卿に仕える古の吸血鬼。

現、女性当主であるインテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングの勇敢さに心を打たれ以来、インテグラルの忠実な下僕として、暗躍する謎の敵組織と対峙していくという話。

私、個人的には、この役こそドンピシャ感がいがめない

大きく話は外れましたが、どうして沖田が近藤さんを、とても慕っていたのか？と話の深堀が見えてきます。

ちなみに、この章は雪村さん、出ないっぽい？

新選組のメンツだけで、物語を作ってるのかしら

そういう思いが、フと致しました。これはまさに作品に対しての”こだわり”を感じました。

それにしてもこの”芹沢”というキャラ設定、声優さんが中田さんということもあって

なんとも敵味方わからなくなるような立場でございますわ。

会津藩と幕府側、そして新選組をまとめる役としての立ち位置ですが、沖田をそそのかして自分の部下を口で丸めて殺させたり、商いから軍資金という名目で恐喝したりと新選組の一同でさえ目に余る行為をやらかしています。

しかし”芹沢”いわく、こうでもしないと十分な貯えもできない、新選組の行動に苛立っているのだと逆に新選組を罵倒する結末。

この中で、今回の章の主人公が物語の中でどう立ち回っていくのかがポイントですね。

やはりこの話は、新選組がまだ”壬生組”？と言われていたころの物語ですね。

（章の半分ぐらいで新選組の袴が配給される。と言いても会津藩との同盟後）

この話では主役が「沖田」っぽい感じがします。要するにけっして表沙汰にならない

汚れ仕事を沖田が暴走する感じ。例の主人公はやっと6話目ぐらいから、剣術の修行に取り組みますがその教官が斎藤一って、羨ましいぐらいです。まあ、、剣術を教えてもらってる以上は、自分の命を賭けなくてはいけませんが

あと、雪村パパの細かい話も設定も描かれており、第一章で「なんで雪村のお父さんのことを新選組が知ってるの？」という疑問はこの章で回収されます。

最終話まで見たけど、良かったですね。

最期のほうでちらっと芹沢と風間の似た者同士っぽい風景が描かれますが、主人公が実にこの薄桜鬼を語る上で重要な架け橋になっていて、沖田からまるで、三途の川の架け橋から、、、と運任せで、、、というのがなんとも主人公を引き立たせてる気が致しました。主人公が芸者と良い線の仲まで行くけど、これまたその時代の背景で

見てる側から「ああ、、やはりそうなるのね。」と、ゲームに例えるなら、今回の主人公は裏設定のような感じがした。

ラストで雪村が京都への出立で終わるけど、芹沢鴨という実在の、壬生浪士（新選組）の初代筆頭局長（頭取）まで描かれてるので物語の忠実さが際立っていますね。

薄桜鬼　京都乱舞

冒頭から、戦いに巻き込まれる一人の子供。

「おにいちゃん！」と叫びながら、逃げ惑うが、時間軸が進み

第一期　第一話「雪華の都」に突入し、それが雪村であったことを知る。

「貴様、何者だ！？」

「ほう、己は名乗らずに人に尋ねるのか？」

オリジナルとはまた違う別のシナリオで描かれている「京都乱舞」

一度に物語を凝縮した作品であるため、進行が駆け足になってるが

また別の角度から物語が語られているため、これはこれで良き事なのやもしれん。

薄桜鬼　士魂蒼穹

オリジナルとは違った描写ではあるが、雪村＆土方というより雪村＆風間というニュアンスが強い。その為、風間がとてもよいキャラクター感を出しており、ラストが非常に良かったと思える。

「信じる者の為に、人間でも鬼でもない貴様が、何を信じて戦う？力を使うたびに己の寿命を縮め命を長らえるために他人の血に狂う貴様らは散りゆく定めにある。逝き急ぐ様はまるで桜のようだ。」

「薄桜鬼よ、あと残り少ないその命、生かすのだ。」

あ、そうそう黎明録編の主人公がここでも登場するけど

一緒になれて良かったですね！

～完～