第13話 襲撃者視点
掲示板にダンジョンが出た、と言っている輩がいたが、まぁ、嘘なんだろうなぁ。
じゃあなんで今まで出なかったんだ、って話になる。
あと、少し羨ましい気持ちにもなってしまうよね。
僕だって、一応そんなのに憧れることはあるからね。
「おーい、カイ?」
あぁ、呼ばれちゃった。
「はーい!」
◆
さぁ、ついにダンジョンとやらに来た!
《現在、プレイヤーが作成したダンジョンに入りました。》
え…!?本当…だったんだ。
「ロエさん、検証とかしときます?」
「んー。まぁそのあたりは情報屋ギルドに任せておこう。」
「あれ、このゲームにギルドって実装されてましたっけ?」
「あぁいや、ギルドが実装される前から一応ギルドの体制を組み立てておこう、という話になったみたいだからだな。」
へぇ〜。実装したら誰かとギルド立てて見ようかな?
「まぁそんな話はいいんだ。とりあえず進んでいこう。」
「まぁそうですね。」
そう会話しながら、カイたちはダンジョンの奥へと進んでいく…
「それにしてもこのダンジョンなんか気味が悪いですね…」
なんか…墓地みたいだな。
出現するのもスケルトンとかゾンビだし…
「あ、ロエさん」
「ん?どうした?」
「なんか洞窟みたいなところがありますけど…どうします?入りますか?」
「まぁ…そうだな。とりあえず
「よし、それでは向かいましょうか。」
そして彼らはダンジョンの奥地へと進んでいく。
――――――――――――――
ちなみにロエさんはダンディーな人。
カイはショタだけど大人っぽい感じ。
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