第12話 襲撃

《ビービー!》

「お、来たね〜。」

「いや来たねーじゃないわよ…」


そう話していると、ドタドタ とダンジョンに入っていく人たちが見受けられた。

その人達は困惑しながらも、少々興奮しているように感じられた。

ある人は驚愕。ある人は感激。

ひとりひとりが様々な反応をしていた。

その反応を見ながら、奏空は優亜にもう一回卵産みをさせていた。


「よしよし…」


そう、奏空はニヤリ、と笑った。


パシーン

「あだっ!?なにするのさ〜!?」

「いや、なんかムカついたから…」

「何だよそれ〜…まぁいいけど〜。」


そう、茶番を繰り広げていたが…


「あ!?」

「え、どうしたの稲荷?」

「いや…襲撃者たちがボス部屋前まで来てる…」

「え…?やばくない?!」

「やばいわね…あ、そういえば他のモンスターってどういうのかしら?」

「らいとにんぐどらごん?ってやつがいた!」

「それをボス部屋とかに入れられないの?」

「ちょっとまって…あ!麗仁と一緒に入れられる!」

「よし入れましょう。」

かたかた…

「よし、入れれたよ。」

「後は見守るだけだね。」

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