第9話

 衛兵たちの言う「あのお方」が来るまで20分かかるらしい

 なので俺は時間を無駄にしないために脱出の仕方を考えるしかない


 まずこの鎖だよな~

 これをどうにかしないと始まらないな

 こういうのを無効化するウェポンを作るかしかないよな~

 でも多分周りにある魔力が全然だからステータス低下無効なんて効果つかないし、俺がその効果を想像すればつくのかどうかも分かんねえしな~

 その前に魔力も0にされてるんじゃないのか?

 でも魔力切れにはなってないということは、ステータスを0にするんじゃなくて使えなくするみたいな感じかな?

 まあだから何なんだって話やけど

 どうしよ?

 もう何もできない

 あとで何かしらのチャンスが来ることを祈るしかないな~

 まあスキルやらの使い方の勉強してたら「あのお方」も来るだろう



 ♢



 っと来たか


「初めまして

 私はリリー・ヴァレッティーナ

 この国の第一王女でこの世界唯一の古代魔法エンシェントマジックの使い手よ」


「、、、古代魔法エンシェントマジックってなんだ?」


「っ古代魔法エンシェントマジックって言うのは今よりもっと昔に使われていた魔法のことよ!

 今使われている魔法よりもっと強力なんだから!そんなことも知らないの?」


「まあ生まれが生まれだからな~」


「まあいいわ

 今からこの『アナライズ』を使ってあなたのステータスを調べるわ

 犯罪をするとステータスに表示されるからこれで一発よ」


「はあ、どうぞ

 俺はやってないんで出るわけがないんで」


「『アナライズ』」


 名前/武内 創

 レベル/100

 U級勇者

 年齢/16才

 称号/異界の勇者、蒼月華流の使い手、■■■■■■■■■■

 体力/200

 攻撃力/200

 魔力/5000

 防御力/10

 固有スキル/武具創造クリエイトウェポン

 スキル/風魔法1、火魔法1、水魔法1、土魔法1、光魔法1、闇魔法1、魔力制御7、魔力増強7、空間魔法4、刀術6、投擲術8、操糸1、俊足



「ふぁ?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

スキル「武具創造(クリエイトウェポン)」で王国を築く ~馬鹿にした奴全員おぼえとけ!~ 葉暮 永遠 ₍ᐞ•༝•ᐞ₎◞ 猫部 @hagure_towa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画