第7話 美男美女

「あ~疲れた~」


「お疲れ様!」


「そういやなんで玲奈はなんか近寄りがたい雰囲気だしてたの?」


「え~っとね

 昔、色々とあって人とつるむのはあまり好きじゃないんだ」


「そう、な、の、、か、、、なんかごめんな?」


こんな雰囲気の中、俺とは普通にしゃべるけどどうしてなんだ?と言える勇気は俺にはなかった


「別にいいよ」


「、、、嫌なことは嫌って言ってな?」


「ううん!まだ会って数日だけど涼くんに嫌なんて思うことは絶対にないから!というか大好きって思うことしかないから!」


 ヤバい!理性がどんどん消えてゆく!とにかく玲奈が可愛すぎる!

 お互いの顔が真っ赤になっていき、俺は


「ありがと」


 その一言しか返すことができなかった




 ♢




 「おはよう」


「おはようございます!」


 俺は今日も玲奈に弁当を作ってもらっていた


「今日も弁当ありがとうな」


「どういたしまして♪」


「朝食は?」


「もう食べれるよ♪」


「ありがとうな」


「さあ食べよう♪」


「「いただきます」」


「なんで今日はそんなにご機嫌なんだ?」


「ひ・み・つ♪」


「え~教えてくれてもいいじゃんよ~」


「まあそのうち分かるよ」


「はいはい分かったよ待てばいいんだろ?待てば」


 理由を知りたいけどこのままいくとただの平行線になりそうだから折れるしかないよな~っと考えながらパンをかじった



 そんな感じで準備やらをしながら他愛のない話をしていると家を出る時間になった


「じゃあ行くか」


「うん」


「「行ってきます」」


 そう口をそろえて言いながら家から出た



 学校までの道のりはまた別の感じでだるい

 それは


『あの子めっちゃ可愛いやん』

『あの人超イケメン!』

『ヤバい美男美女!』


 こんな感じで注目されながら登校するのはきつい


「めっちゃ見られてるな」


「そうだね」


「俺あまり注目されたくないんだけど」


「仕方ないよこれは」


「そうだな」


「ちょっと早歩きで行くか」


「うん♪」




 _____________________________________


 眠たいです AM4:35

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