第2話 初めまして

「玲奈さんってどんな人なんだろうかな~?」


 と考えながら自分の荷物をまとめた。



 次の日



 俺が朝食を作っていると、ピンポーンとインターホンが鳴った。


「どちら様ですか?」


 外に出てみると、美少女がいた。


「あなたが碓氷 涼さんですよね?」


「そうですけど、まさかあなたが清水 玲奈さんですか?」


 もしそうだったらめっちゃうれしいんだけど!

 めっちゃ可愛いし


「そうです、これからよろしくお願いします」


 よっしゃ~!


「こちらこそよろしくお願いします♪玄関で話すのは無粋ですし、中にどうぞ」


「ありがとうございます」


 可愛い~!なにそれ?その笑顔めっちゃ可愛いんだけど!!


「僕まだ朝食とってないので、食べてからでいいですか?」


「すみません!涼さんのこと考えていませんでした。ごめんなさい。どうぞ食べててください」


「うん、さん付けと敬語やめようか」


「そうですね」


「俺のことは涼って呼んでほしい」


「私のことは玲奈って呼んでください」


「分かった、その、ええっと、玲奈」


 玲奈の顔が真っ赤になった。なんて可愛いのだろう。

 多分、俺も真っ赤なトマトになっているのだろう。


「その、涼、、、くん」


 照れながら言わないで、俺がキュン死してしまうから!


「まぁ無理にやらなくて良いから、慣れてきたらくんも外そう」


「うん♪」


 笑顔で頷くな~!俺の理性が吹っ飛ぶ~!


「そろそろ荷物を移動させるか~」


「手伝います!」


 可愛い!この一言一択!


「ありがとう」


 よし、そろそろ新居に行くか!

 新居は一軒家で、電車で5分の所にある。

 そこまで荷物を持っていくのだ。

 玲奈はもう持っていったらしい






「やっと着いた~」


「やっと着きましたね~」


 笑顔で言うな!俺の理性が首の皮一枚でしかつながってないから。

 中に入ると、


「うわぁ、すごい広い」


 めちゃくちゃ広かった。


「ここで私たちは暮らすんですね~」


 うん、可愛い。ちょっと照れてるところがめっちゃいい。

 やばい、一旦離れて落ち着こう。


「俺は荷物を片付けてくる」


「じゃあ先にお父さんたちが準備してくれた家電などを見てくるね」


「分かった」


 俺は片付けをしながら思った。


 ”俺ってば、めっちゃ幸福やん„

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