第二話 使い魔・ガウ
どうも、こんにちわ。私、使い魔のガウと申します。今日は私から見た龍耶様達のお話をしたいと思います...って龍耶様!?ちょっ...お待ちをぉぉぉぉぉ
「何、キリッとした表情になってるのよ。ほら、行くわよ」
「がうっっっ!(龍耶様ぁぁぁ!!)」
「全く...ガウ、待ってるから早く来なさい」
「がうぅぅぅぅ」
あぁ...我が主は優しすぎて惚れちゃいます。祈織様がベタ惚れしちゃうのも分かる。素直じゃなかった祈織様を素直にさせただけありますね。我が主
「こら、落ち着きなさい。そんなベタベタしないの。祈織に見られたら何言われるか...」
「がうがう〜♡(龍耶様〜♡)」
私は我が主に感謝の気持ちを体で表した。
「そう言えば…」
「がうがう?(どうしたのですか?)」
龍耶様が何か言いたそうだった。なんでしょう?
「莉愛の魔力を引き出す特訓したいんだけどガウ手伝って欲しいの。大丈夫?」
なるほど…莉愛様は龍耶様と同じで生まれつき魔力が高い。でも今はそこまで魔力を引き出せてないからそれを引き出す為に私が必要だと…。我が主のお願いだし引き受けるのは当然である
「がう!がうがうっ!!(わかりました!龍耶様!!)」
「ガウありがとう。助かるわ」ナデナデ
「がうがう〜♡」
私は龍耶様に頭を撫でられてそして感謝の気持ちを伝えられた。任せて下さい龍耶様!我が主の為、我が主の愛娘の莉愛様を一人前の後継者として育て上げて見せましょ!今すぐに
「あ、それとガウ。莉愛の魔力は引き出すけどまだ後継者にする気ないよ。年齢的に2歳だし」
「…がう。(あ、はい)」
言い忘れてましたが我が主・龍耶様はこの世界を統べる聖霊魔族の王である。
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