第5話 あなたは、何者?
私は、1層まで転移した。この世界ではありえないことだった。
私はなんでこんな事ができるのか聞きたかったが、まずは何者かを知りたかった。
「あなたは何者ですか?」
「僕は、この世界の神さ」
「神?信じられません、」
「それはそうだけど、じゃあなぜ転移できているのかな?」
「スキルの能力じゃなくて?」
「違うな、神の権限でダンジョン内を自由に移動できるんだよ」
「えっ、」
「考えてもいいけど、お早めにね」
僕もこの世界で欲しいものがあるし
「なにこれ?」
「君たちが「念話」と名付けたものだよ」
「まあそれも僕が名付けさせたんだけどね」
「なるほど、じゃああなたは本当に神なんですね。」
「そうだよ、そしてこの地球上に1対1で僕に勝てる生物はいない」
「これも設定したと、」
「そうだよ、君はなかなか頭が冴えているみたいだし、配信カメラもあるから言っちゃうけど、ここは僕が理想として作り上げた世界さ」
「なるほど」
「あとこれも言っちゃうけど、僕の生まれ故郷を再現した唯一の場所でもある」
「生まれ故郷?」
「あぁ、ボクのいた世界と、この並行世界はほぼ一緒なんだよ」
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