第4話
更に、林さんの行動が気になってきた。
林さんは毎朝オフィスに来る時間が出社時間の9時を過ぎている。
私も意地悪だから、林さんのタイムカードを眺めてやった。すると、ほぼ毎日遅刻しているのだった。
よくこんな従業員を入社させたな、と唖然とした。
仕事が出来る、出来ない以前の問題だ。
段々私は林さんより仕事が出来るようになってきた。
しかし、敏子さんからの評価が上がることはなく、むしろ、貶されることが多くなった。
男性社員がボーナスの話のときに
「早乙女さんは、成長しているのに、林さんは、全く成長していない」と上司に報告したことがあったらしい。上司からその話を聞いた。
普通のOLがお局にいじめられ、退職する物語。 西沢佑美 @jwyumi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。普通のOLがお局にいじめられ、退職する物語。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます