入院初心者。

執筆、再開します。

　お久しぶりです、初心者です。

　非公開にして、随分と時間が経ってしまいました。

　様々な事情があり、私自身の判断で非公開にしていました。

　どういうことなのかは、このあとの物語を読んでいただければと思います。

　まだ、ここを見て下さっている方がいるのか。私にはわかりません。

　ただ、季節をふたつ分こえた今、胸の底の方に焦げ付いている記憶から、目をそらすのをやめたいと思った。

　そんな風に受け取っていただけると、幸いです。

　たとえ誰も読んでいなくとも、最後まで書かなければきっと後悔する。

　そのことだけが、はっきりとわかって。

　こうして筆を取っています。

　嘘です。格好つけました。キーボードを打ってます。

　さあ、長い長い私自身への、ラブレターの続きです。

　今しばらく、お付き合いいただけると幸いです。

　これは、世界のどこかであったかもしれないし、そうでないかもしれない。

　どこにでもいる誰かが当たり前に感じた、痛みの記憶のお話です。