201号室について

「ごみ重すぎだろ。」

 そう言いながらもごみ袋を持ちながら、ごみ捨て場を探す。見つけるとパンパンにつまったごみ袋を放り込む。

「ごみ捨て場が近いのは良いな、アパートの階段降りてすぐだし、あ、腹へったなぁ。しゃあない、飯だけ食うか。冷蔵庫には何があったっけ。」

 そう言って階段を上り部屋に戻る。

「あっ、どうも。」

「おはようございます。」

 隣の部屋の奴か、まずいな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る