第20話 大学5
大学1年生のときはオンライン授業がメインだった。学費免除だったので、アルバイトをすることは考えなかった。
よその大学の友達も同じくオンライン授業だった。
課題の多さにびっくりした。すぐに終わらせることができるやつが多かったが、期末レポートは苦労した。
先生の授業動画で倍速で見ることができるのかどうかをひたすら確認していた。倍速で見て、時間を短縮することが多かった。
授業の単位はフルで取れた。1年生のときは、特待生の権利を剥奪されないように必死だった。
成績を維持しないと権利が消滅するのだ。
しかし、2年生になってから単位をたくさん落としだすようになる。サークルとアルバイトに熱中しすぎたからだ。
友達と遊びに行くことも増えた。簿記の資格講座にも挑戦した。仕訳の問題ばかりやっていたせいで、応用問題が解けず、3級は7点足りずで不合格になった。TOEICで満点を取るという高めの目標を掲げた。しかし、センター5割という点数だったので、
読解問題やリスニングで歯が立たず、半分程度しか正解できなかった。日に日に勉強するがやはり、集中力が要求される英語の前に脱落するしかなかった。テスト中なのに、他ごとをしているようなものだ。2時間じっとしているのもなかなかしんどかった。TOEICの問題とにらめっこしても解けない問題ばかりだった。
学校での思い出を書いてゆく 狼男 @shinshin4445
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。学校での思い出を書いてゆくの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
近況ノート
関連小説
保健室/狼男
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
雑記/狼男
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 8話
書き続けたい/狼男
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 3話
願望 非モテ/狼男
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます