電車でGOー!
姿よし、髪の毛良し、オリジナルグッツよし。念のため、防犯ブザーをカバンにつけている。
今日は土曜日。私は、土曜だからはしゃいでるわけじゃない。待ちに待った咲さんとのオフコラボ。まあ、オフコラボというか、録音目的。一様、仕事関連のお話もある。
「めっちゃうっきうっきね」
「だって、推しとデートだよ。オタクとして、昇天しても過言ではない!」
「昇天しちゃだめ」
「しないよ。おかしい所ないよね?」
「ないよ。かわいいよ」
「ん。なら、いい」
ツイットーを開いて、
『推しと仕事関係で会える。こう言うのは利点』
よし。投稿。
「じゃあ、行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」
切符を買って、2駅先にある、水族館に行く予定。お金は経費で落ちると思ってる。
切符買おう。
「え?」
た。高い、、そっか、小1には高い。
係員に言いに行こう。
「あのー」
「えーと、、」
ここも高くて、気づかれなかった。
ピョン、ピョン
「ここです!」
「あら。迷子?お母さんは?」
「迷子じゃないです。〇〇駅まで行く切符買いたいんですが、背が足りなくて」
「え?親は?」
「一人です」
「分かりました」
「〇〇駅でいいですね?」
「はい。これが、お金です」
「どうぞ」
「ありがとうございます」
改札も高かったけど、ジャンプして切符を入れた。もちろん、ジャンプして取った。
「不便すぎない、、」
東京周辺の駅は頭に入ってるし、問題ないけど。まさか、身長の問題がこんな所にでるから。
『⬜︎⬜︎駅行きの列車が3番線に行きます』
あ、きた。
もちろん、混んでる。
この身長じゃ、潰れちゃう。思ったよりは大人がでかい。
座れるわけもないので、出口の方のドアの端っこに向かう。
ガタンゴトン、ギュー、ガタンゴトン、ギュー
うーん、揺れるし潰れる。
キッツ。
『間も無く〇〇駅、〇〇駅』
やっとだ。
ゾワリ
うん?触られてるね。うん。おい!防犯ブザー置いて、走るか。
あと、20秒
ツー
おいおい。
5、4、3、2
ビーーーーー
ドア開いた。
「痴漢がいますー!痴漢がいますー!」
「おい!お前!声あげるなよ」
ドテ
「ほへ?」
「痴漢?」
「あの男じゃね」
男にぶん投げられたけど、一様受け身を取ったけど、
「痴漢はいいとして、、服を汚すなんて最低ー!」
「おい」
ス タッタ
攻撃を避けて、ダッシュで退避。
あんたのために時間使えないの!
階段を駆け降りて、改札を出る。
▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️
作者からの連絡
誠に勝手ながら、明日(2月15)の投稿はお休みさせてもらいます
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