親ガチャハズレらしい

2歳になり、親のスマホを見られるようになって情報がやっとわかった。

まず、この世界は『過去』ということ。


カレンダーが正しければ、私が死んだ20年前らしい。

歴史で昔習った、薄い記憶的にもそれぐらいだろう。


次は、私は親ガチャの大外れを引いたらしい。

まず、父はいない。写真もないから、死んだかもわからない。

次に、母は私を育児放棄して、夜に出かけて昼は爆睡をかましている。

姉はとてもいい姉で、お世話してくれる。お母さんの役割をしている。

母がよくわからない仕事をしていることで想像できるけど、とても貧乏だ。

まず、この貧乏の状況を打破しないといけない


こんな子供で働くことそれは、子役しかない。ただ、子役だと仕事を自分で調整できない。それによって、なにが起きるか?答えは一つ、推し活の時間が減る。それは、よろしくない。子役じゃなくて、子供でも仕事できるの、それは配信者である。

歌い手界隈でDDしてた、私ならどう進めればぐらいはわかる。それに、未来の曲を私は覚えてる。つまり、それをオリ曲として出せば、、、


「ただいまー。凛花、どうしたのー。そんな、にやけた顔して」


そりゃあ、にやける。完コピできる曲は10曲しかない、だとしてもその10曲でどれくらいの収入になるか。にやける以外にどうしようという。


「お姉ちゃん、はいちんみよ?」


「そうだね!」


なので、まず姉に配信するために説得の第一段階をしている。

興味を持たせて、やることに納得してもらうことである。

やるとしたら、小学校からだと考えている。

なぜなら、流石に3、4歳が配信していることがバレれば、ギフテッドですらない、おかしな人になってしまう。

絵も、初めての歌みたもやることが多い。だって、お金がないため、全て自作になるから。救いは、姉は絵心があったことと、私は前世MIXや動画編集や画像編集などのアプリケーションを作る仕事をしていたため、使い方はわかることだ。

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