第十七告  上屋瑠守

 夏休み、部活に向かう上屋瑠守かみやるいすを野球部の顧問が呼び止めた。

 そして1時間後、上屋瑠守は今にも叫び出したい気持ちを抑えて校長室を出た。大学のスポーツ推薦枠の打診があったのだ。佐島鷹翔の代わりというのが少し気になったがそんなことはもうどうでもいい。推薦が通れば受験勉強からも解放されて野球三昧の日々が待っているのだから。


 上屋瑠守の子供時代も野球漬けだった。佐島鷹翔とは少年野球の試合で何度も顔を合わせた仲だった。瑠守の親が向こうの親を意識していたため、彼自身も自然と鷹翔をライバルと思うようになった。そのせいで最初はピッチャーもやらされたがその後パワーヒッターとして成長した。

 同じ樋ノ杜高校に入り二人はチームメイトとなった。そこで競い合ううちに上屋瑠守は嫌でも気づかされることになる。やはり佐島鷹翔は別格なのだと。


 上屋瑠守が持っていたプロに対する漠然とした思いも、佐島鷹翔は入学時にすでに見据えていた感があった。それでもできるものならばこの先もずっと野球を続けたいという思いは上屋瑠守にもあった。

 喜びににやけそうになる口元を引き締め、上屋瑠守は野球道具を手にグラウンドへ向かおうとする。その彼を呼び止めた人物がいた。

「上屋くん、ちょっといいかしら?」

「望実先生……」

 クラスの英語を担当している沢村望実さわむらのぞみだった。


「何ですか? オレはこれから部活に……」

「ちょっとだけだから。お願い、ルイくん」

 そう言って沢村望実は彼を保健室に連れて行った。保健室には養護教員の牧田梨々子まきたりりこがいたが、二人が来ると席を外した。その呼吸に上屋瑠守は自分がまたハメられたことを知る。

 二人きりになると沢村望実が上屋瑠守に抱きついてくる。

「あのね、ルイくん」

「望実先生、その呼び方はちょっと……」

「だってずっと避けられてたから寂しくて……ルイくんも望実って呼んでいいのよ」

 それはありえない。下の名前で望実先生と呼ぶのは学校に沢村先生が二人いるからだ。

「……まあいいです。それで話って?」

「そんなふうに冷たくしないで。この間のことは謝るわ。ごめんなさい」

 先日、上屋瑠守は牧田梨々子と一緒に沢村望実のマンションを訪れていた。体調を崩した沢村望実の見舞いに付き合うという理由だったが、部屋につくと牧田梨々子は買い物を口実にいなくなった。二人で示し合わせていたのだろう。そこで上屋瑠守は沢村望実に身体の関係を迫られその場から逃げ出したのだった。

「ちゃんと約束守ってくれたらもうあんなことしないから」

「約束って……それ、本気で言ってるんですか?」

「勿論よ。卒業したら結婚してくれるって言ったじゃない」


 はじまりは上屋瑠守の兄が起こした自損事故だった。大学生で未成年の上、飲酒運転だった。

 その夜上屋瑠守は居酒屋までタクシーで兄を迎えに来たのだった。しかし瑠守が来たことで兄は彼の自慢話に夢中になり帰る素振りを見せなかった。タクシーもしびれを切らしてしまったので仕方なく帰りを断って同席した。本当はここにいるだけでも問題になると思ったので瑠守は料理すらも一切口にしなかった。

 深夜近くになりお開きとなったが、タクシーを呼ぼうとする上屋瑠守に兄は自分の車で帰ると言い出した。彼の止めるのも聞かず兄は車に乗り込みエンジンをかける。一人にするわけにもいかず仕方なく上屋瑠守も助手席に座った。そして心配した通り兄は事故を起こしてしまう。

 上屋瑠守にかかるトラブルを避けるため、父親は店や一緒にいた友人に口裏を合わせるように頼んで「上屋瑠守は兄を迎えに来たがそのまま一人で帰った」と証言してもらうことにした。

 しかしその日居酒屋には沢村望実と牧田梨々子もちょうど来て飲んでいたのだった。


 最初はただ子供をからかってみたいだけなんだろうと上屋瑠守もそう思っていた。「黙っているかわりに私たちの日帰り旅行に付き合ってほしい」そう言って沢村望実と牧田梨々子は休日に上屋瑠守をドライブに誘った。観光地めぐりをして予約してある高級レストランで昼食となった。

「上屋くんは将来の夢はあるの?」

「できればずっと野球をしていたいですよ。無理でしょうけどね」

 沢村望実に訊かれて上屋瑠守はそう答えた。車の中で何とは無しに野球しかなかった子供のころのことを語っていた。牧田梨々子は席を外してテーブルには2人きりだった。

「そんなことないわ。大学でもっと実力をつければプロだって、そうじゃなくても実業団って手もあるわよ」

「大学なんて。オレ、勉強なんかまともにしたことないですよ」

「まだ遅くないわよ、応援してあげるわ。……でも夢があるってうらやましいな。私なんて30までに結婚相手をみつけないと先生辞めて田舎に帰らなきゃいけないから」

「そうなんですか? でも望実先生なら大丈夫ですよ。クラスでも人気あるし」

 沢村望実は授業でもあまり怒るようなことはなく、教え方も丁寧でみんなに好かれていた。実際に美人でたまに見せる笑顔に惹かれるファンも一定数いた。黒縁の眼鏡が野暮ったい印象もあったが何故か今日はコンタクトで、じっとみつめられる度に上屋瑠守は思わず視線をそらした。

「本当に? じゃあ上屋くんはどう思ってるの?」

「どうって言われても……うまく言えないです」

「じゃあ、嫌い?」

「そ、そんなことは! ……美人だし、オレがここにこうしているのが不思議なくらいで」

「じゃあ、好き?」

「……はい」

「本当? うれしい!」

 そう言って沢村望実は頬を染めて上屋瑠守の手を握ってきた。


 後日、牧田梨々子から「言質は取ったわよ。証拠もあるし」と言われICレコーダーと写真を見せられた。そこには手を重ねあう2人のお忍びデートの絵が出来上がっていた。


 それから沢村望実は人のいないところで上屋瑠守を「ルイくん」と呼ぶようになり、そばにいるとき身体に触れてくるようになった。受験対策の英語の補習にも参加させられ時には親身すぎる指導を受けることになる。それがエスカレートして起こったのが沢村望実のマンションの一件だった。


 それでもなんとか彼女らと距離を置こうと、上屋瑠守は「野球をおろそかにしたくない」と口実をつけて部活に没頭した。そう言えば沢村望実も無理には止めなかったし佐島鷹翔や後輩たちと部活で汗を流しているときだけが彼にとっての癒やしの時間だった。

 しかし夏休みに入ると佐島鷹翔が学校に顔を見せなくなった。最初は大学生に混じって練習しているのかとも思ったが、そこへ来てさっきの推薦の話である。よく考えてみればありえない話だ。そして沢村望実が呼んだのもその話だった。

「よかったじゃないルイくん! お祝いしなくちゃね」

 そう言いながら沢村望実が上屋瑠守の手を握ってくる。

「あ、ありがとうございます。まだ気が早いですよ。でも何で急にオレが? 佐島に来た話だったんじゃ……」

「彼は推薦が通らなかったの。でも推薦の枠自体は生きていたからあなたに白羽の矢が立ったのよ。もちろん私も推しておいたわ。勉強も頑張っているって」 

「佐島が駄目だった? どういう事ですか?」

「向こうは濁していたけど生活態度に問題があったって事みたい。異性間のトラブルだとかいじめをしていたとか何とか……」

 上屋瑠守の記憶でも確かに佐島鷹翔はもてていた。しかし滝村涼香や西木千輝と仲良くなってからはそれも落ち着いていた。いじめなんてことは尚更考えられなかった。幼なじみだったという鎌田久留美がいなくなってからの佐島鷹翔は鬼気迫るものがあった。絶対プロになると口に出すほどに。


 それに異性間のトラブルといえば今の状況のほうがよっぽどまずいだろうと上屋瑠守は思った。

「理由はどうであれ、これでルイくんは夢にまた一歩近づいたんだから。私もやったことが無駄にならなくてよかったわ。うん!」

 上屋瑠守の中でふと沢村望実の言葉が引っかかる。それに佐島鷹翔のこともやはり気になった。

「望実先生、佐島は今どうしてるんですか? 何だか部活にも来なくなってしまって……」

「ああ、彼は学校を辞めてしまったの。野球もケガをして続けられなくなったって」「辞めた? そんなの嘘ですよね! だってあいつ、夏休み前は普通に……」

 上屋瑠守は思わず沢村望実に詰め寄る。肩を掴まれた彼女の身体が強ばる。

「ほ、本当よ。家も出て一人ぐらしを始めたって聞いたわ。引っ越してもうこの街にはいないんじゃないかしら」

 そう告げられた上屋瑠守はよろけて壁にもたれかかる。上屋瑠守にとって佐島鷹翔はライバルであると同時に目標でもあった。目指しつつも見えてこないプロという山の頂きを指し示し教えてくれる存在だった。

「ルイくん、大丈夫? ベッドに少し横になったら」

「……いえ、もう大丈夫です。……ああ、そうだ練習に行かなくちゃ」

 そう言いながら保健室を出ようとする上屋瑠守を沢村望実が慌てて引き留める。

「駄目よ! そんな様子じゃ練習なんて行かせられないわ。ここで無茶をしたら元も子もないわよ。せっかく私が彼の推薦を……っ!」

 沢村望実が言葉を詰まらせる。それを見て上屋瑠守が彼女を振り返る。

「望実先生、そう言えばさっきも何か言ってましたね。佐島に何かしたんですか? あいつの推薦が取り消しになったのはそのせいですか?」


 沢村望実は上屋瑠守の追求を逃れられず白状する。沢村望実は佐島鷹翔が大学にふさわしい人物ではないという匿名の手紙を送っていた。そこに隠し撮りした写真を同封して赤い影とシニコクの呪いの噂をまことしやかに書いたのだという。そこに芸能界のゴシップなどを織り交ぜ「大学の将来に禍根を残すことにならないよう願う」とOBからの箴言であるかのように偽装した。

 本来ならば呪いなどというものは一顧だにされないものであるが、看板に傷が付くと身近な人間に言われれば気にしない訳にもいかない。それが沢村望実の目論見であり、実際に佐島鷹翔の推薦取り消しの理由だった。


「ごめんなさい。まさか学校を辞めるなんて思わなかったの……。で、でも信じて! 私はルイくんのために……」

「それが事実なら……オレは推薦を受けたくありません。そんなことまでして、佐島から野球を奪ってまで、オレは……」

「駄目よ、せっかくのチャンスなのよ! お願い、断らないで!」

 そう言って沢村望実は上屋瑠守の背中にすがりついた。しかし哀願する彼女から伝わる体温や匂いですらも今の上屋瑠守には不快だった。それは彼の心を更に凍てつかせるだけのものだった。

「やめてください……いいから離れろよ! あんたおかしいよ。オレのため? そう言いながら結局自分のためだろ! ……もういいや。推薦は受けない。だから結婚の話も無しでいいだろ、先生?」


 上屋瑠守は沢村望実を振り払って正面から向き合う。その目には拒絶の色があった。 その冷たいまなざしに沢村望実は愕然とする。

「そんな……ひどいわ、結婚するって約束してくれたじゃない……」

「本当にそう思ってるんですか? 実際オレも考えなかったわけじゃない。それで先生が救われるんなら、とね。……だけどもう無理だ。あんたは先生として、その前に人として最低だよ! ……もう関わらないでくれよ。オレはもうどうでもいい。野球ができればプロじゃなくても、商店街の草野球だって少年野球のコーチだって何だってかまわない。……じゃあさようなら、沢村先生」

 上屋瑠守は沢村望実にそう告げて野球道具を手にした。

「私を捨てるって言うのね……だったらあなたも佐島くんと同じ目にあわせてあげるわ。【シニコク】の呪いをかけられて、それでもまだ野球にしがみついていられるかしら?」


【シニコク】の呪いの噂は上屋瑠守も知っていた。思わず振り返るとそこには昏い目で笑う沢村望実の顔があった。

「何を言ってるんですか? オレは嘘告なんて……」

「どうかしら? 婚約破棄は立派な嘘告じゃない。私はそう思っているけど?」

「そんなのこじつけじゃないか! 約束だって先生が無理矢理言わせたようなもんだろ!」

「あらあら、言い逃れ? 男らしくないわね。だったら試してみましょうよ。嘘告かそうでないかは呪いが判断してくれるでしょうから」

 そう言って沢村望実はポケットから上屋瑠守のネクタイを取り出した。それはあの日彼女のマンションに置き忘れたものだった。

「いつか返さなきゃと思ってたけど使わせてもらうわね。4日の深夜2時59分に呪いの言葉を唱えながら依り代に自分の血をふりかける。……フフッ、呪いの言葉もちゃんと覚えたのよ。シニコクシニコク言葉を返す沢村望実の怨み思い知れ、シニコクシニコク邪心を返す上屋瑠守は奈落に沈め、シニコクシニコク言葉を返す沢村望実の怨み思い知れ、シニコクシニコク邪心を返す上屋瑠守は奈落に沈め、シニコクシニコク……」

 よどみなく呪文を唱える沢村望実の瞳が妖しく濡れ光る。

「やめろよ……やめてくれよ! あんたは佐島だけじゃなくオレの人生もメチャクチャにする気かよ!」

「おあいこでしょ? あなたが私の幸せを駄目にするっていうんだから。……最低なのは分かっているけど、私も崖っぷちなのよ! 好きでもないハゲジジイの後妻なんてあてがわれたら死んだほうがましよ!

 ……でも安心していいわ。あなたが呪われても私は見捨てないから。一生面倒を見てあげるわ。今度こそ私だけのものにしてあげる。……さあ、どっちにするの?」

 数瞬の沈黙のあと、沢村望実の問いに上屋瑠守が答えた。

「ああ、分かったよ。……結婚しよう、望実」


「本当に? 本当にそう思ってる?」

「ああ……嘘じゃないよ、望実」

「望実って呼んでくれるの? ありがとう、ルイくん!」

 沢村望実は喜色満面で上屋瑠守の胸に飛び込んでいく。抱擁を交わす2人。

「それでね。ひとつお願いがあるんだけど」

「なに?」

「その、証拠っていうか……キスしてほしいの。嫌?」

「なんだ、そんなことでいいの?」

「えっ?」

「証拠なんていうからこの前の続きかと思って。丁度ベッドもあるし」

「そんなこと! ……は、恥ずかしいよ」

「あれだけ誘っておいて今度はじらすんだ? ずるいな望実は」

 そう言って笑うと上屋瑠守は腕の中の沢村望実を反転させてとん、と背中を押した。

「時間が無いんだ。するなら早くして」

「う、うん……」

 何度か振り返りながら沢村望実はカーテンの向こうに隠れた。そこから上機嫌な彼女の癖のハミングが聞こえてくる。

 しかしそれを聞く上屋瑠守からは次第に笑顔が剥がれ落ちていく。そして彼はバットを手にしてゆっくりとカーテンに近づいていくのだった。


 牧田梨々子は保健室に「外出中」の札を出したあと、中庭でスマホをいじっていた。30分ほどして保健室に戻った彼女の目に飛び込んできたのは上屋瑠守がベッドで沢村望実の首をネクタイで絞めようとする光景だった。


 牧田梨々子は沢村望実を車で病院に運んだ。助手席には上屋瑠守を同乗させた。放心状態の彼も放置できる状態ではなかった。

 牧田梨々子の的確な処置もあり、沢村望実は大事には至らなかったがそのまま入院することになった。その後牧田梨々子は上屋瑠守を落ち着かせ事情を訊いた。

 上屋瑠守は沢村望実を殴って昏倒させネクタイを回収しようとしたのだという。呪われたらなにもかも終わる、それだけは避けなければという思いだけが頭の中にあったと話す。しかし逃げようとする上屋瑠守のジャージを、朦朧としながらも必死で掴んでくる沢村望実にそのとき訳もなく恐怖を感じてしまったのだという。

 上屋瑠守はそこで沈黙して涙をこぼし始めた。その涙に牧田梨々子は自分がしてきたことを恥じた。結婚を焦る沢村望実をどうにかしてやりたいと思い、この計画を持ちかけた牧田梨々子も同罪に違いないのだ。うまくやれるなどと奢った人でなしの自分を責めても今更どうにもならない。


 事件は校長をはじめ教師たちの知るところとなった。夏休み中だったこともあり生徒には秘匿された。双方の親と学校関係者で毎晩のように話し合いが重ねられたが、それは当事者である上屋瑠守と沢村望実を慮ってのものではなかった。


 教師と生徒の色恋沙汰というだけでなく恐喝による関係の強要、その果ての殺人未遂、どれかひとつ取っても安穏な日常を吹き飛ばす爆弾となり得る。それだけでなく推薦者への妨害工作が大学に知れたときには、樋ノ杜高校は今後一切推薦を貰えなくなるという事態も容易に想像がつく。

 その結果導き出された結論は全てが玉虫色だった。上屋瑠守は推薦を受けて大学を目指すことになった。二人の関係は教師と生徒としての節度を保って継続するものとし、結婚については上屋瑠守の成人を待ってと棚上げされた。人の目があるため当然校内での密会、校外での接触などは許されない。


 当初上屋瑠守は「洗いざらいぶちまけてやる、佐島の選手生命を奪った沢村望実を絶対に許さない!」と言っていたが、家に軟禁され校長や監督に「学校を助けてくれ」と頭を下げられ、親や兄に「表沙汰にして俺たちも殺す気なのか」と詰め寄られれば諦めて従う他はなかった。その代わりに「野球で食っていけるようになったら好きにさせてもらう」という条件をつけた。


 ……上屋瑠守は大学野球で活躍することになるがプロにはなれなかった。教員免許を取り体育教師となって沢村望実と結婚した。彼女の一途な想いに根負けした格好だ。4年という時間を使って沢村望実はその純愛ストーリーで上屋瑠守の両親らを説得し、周囲を味方に付け外堀を埋めてしまっていた。応えないという選択肢は選べるはずがない状態だった。


 ……その後二人は2男1女を設けるが子供たちは誰も野球を選ばなかった。さらに数年後、母校に赴任した上屋瑠守は監督として甲子園の土を踏むことになる。



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