第25話 再び異世界へ

 まず現在の4人のステータスを確認しておこう。

まずは俺からだ

名前:サバダ ゲイト

種族:ヒューマン

職業:サバゲー・バトルマスター

年齢35歳

レベル20

HP:300/300

MP:300/300

状態:健康

筋力:320

体力:300

速さ:300

防御:300

精神:310

器用:320

知力:310

幸運:330

スキル:BB弾特性付与lv7、射撃lv7、鑑定lv2、短剣術lv1 、サバイバルlv1 、異世界転移lv10、精神耐性lv5、気配察知lv5、言語理解lv3、空間収納lv1、マッピングlv2、暗視lv1、投擲lv2、杖術lv1 、自然回復lv1 、認識阻害lv1

称号:パーティーリーダー

スキルアップポイント:30

 前も述べたように自然回復と認識阻害が大きいかな。パラメータはおそらくアスリートや研究者のレベルに達しているのだろう。トラウマがあるから、精神耐性を上げた方がいいだろうと、精神耐性lv20へ、お、何か落ち着いて来たぞ。BB弾特性を上げlv10で射程1000メートル、スロット4になり、追尾弾と聖光弾が追加された。射撃はlv10でスタン50%スタン時間0.1秒重ねがけ可、これは強い、飛行中の魔物だと落ちちゃうレベルだろう。異世界転移をlv

15へ、ん、転移先が亜空間(安全ルームモニター付き)が追加された。これは、今まで異世界にブラインドで跳んでいたものが、MPは余計にかかるが安全を確保できるってことらしい。自然回復lv5へこれで打ち留めです。



次に加納さんだ。

名前:カノウ アスカ

種族:ヒューマン

職業:非政府情報部員

年齢:26歳

レベル:0

HP:150/150

MP:140/140

状態:健康

筋力:150

体力:150

速さ:200

防御:150

精神:250

器用:200

知力:250

幸運:110

スキル:射撃lv3、言語理解lv2、体術lv3、ハッカーlv5

称号:パーティーメンバー

 全体的に高いパラメータが多い。素が強いのだろう。


次にリチャードだ。

名前:リチャード(リッチェル) ゲイト

種族:ヒューマン

職業:非政府情報部員

年齢:20歳

レベル:0

HP:120/120

MP:200/200

状態:健康、M toF

筋力:120

体力:120

速さ:150

防御:100

精神:200

器用:200

知力:150

幸運:150

スキル:魅了lv1、 射撃lv4、言語理解lv2、体術lv1、ハッカーlv1、爆発lv3、回復lv1

称号:パーティーの癒し

 スキルに魅了が入っている。まあ、美少女ですから。それと回復が最初から入っている。

 爆発って何?怖いんですけど。


 最後に慶子ちゃんだ。これは慶子ちゃんにしか見えない情報になる。

名前:アキタ ケイコ

種族:ヒューマン

職業:ゴルファー

年齢:24歳

レベル:18

HP:270/270

MP:270/270

状態:健康

筋力:250

体力:260

速さ:230

防御:230

精神:280

器用:280

知力:280

幸運:120

スキル:射撃lv5、鑑定lv5、料理lv2、精神耐性lv5、回復魔法lv5、気配察知lv5、HPMP贈与lv5、自然回復lv1

称号:元パーティーメンバー

ポイント30

 パラメータが人外のレベルに達しているのだろう。怪我しても治るからメディアには注意だな。賊を殺していないがレベルが9も上がっている。精神耐性を上げることを薦めておいた。後で聞いたら、精神耐性lv10 、回復魔法lv10、料理lv10、自然回復lv5へ、残り8ポイントは残すそうだ。


 

 慶子ちゃん、加納さん、リチャードは俺のうちに住むことになった。加納さんは床の間がある和室、リチャードは物置にしていた父の書斎にベッドを置いて、そしてなぜか慶子ちゃんは、両親の寝室ではなく俺の部屋に寝ると言った。両親のあれやこれやの残滓が嫌なんだろう。俺は荷物を空間収納に入れて両親の寝室に移った。

「リチャード済まないな、親父の書斎は狭いだろう、ベッドを置いたらいっぱいになる」

「大丈夫です。荷物は出して貰ったし」

「鯖田さんの部屋は広くて快適です」と慶子ちゃんが自慢げである。

「うちは一人っ子だから、2部屋繋いであるんだ」

「鯖田さんの寝る部屋は鍵を掛けないで下さいね」

「何で?」

「夜中、怖くなって一緒に寝たくなった時に閉まっていたら困るでしょう。鯖田さんのことも心配だし」

「まあ、トラウマで悪夢は続いてるかな」

 一緒に暮らしはじめたので、俺の体力や加納さん、リチャードの時間さえ合えば、22時から26時で狩りにいける。

 土日は皆でゴルフ場へ、天候不順の際は無理しないこととした。

 俺は亜空間セーフティルームの使い勝手を確かめた。

 パーティーメンバーの数に影響されるようで、こじんまりした2つの寝室、ダブルベッドの入った主寝室があり、加湿付きエアコン、ダイニングキッチン、リビングにソファーセットローテーブル、モニター画面などが備え付けである。トイレ、バス別で、洗濯乾燥機がついている。

 リビングの横にモニター画面が4、サブモニターも2ついており、タッチパネル方式で、何に使うのか、キーボードとマウスを繋いである。ゲーミングデスク、チェアがおかれている。

 モニターで、地球側、異世界側の上方からの視点や、マップなどが確認できる。さらにマップをスクロールすると、出現地点を選ぶことが出来る。これは、便利だ。安全で快適だし、ここにすんでも悪くないだろう。しかし窓がないのは閉塞感がハンパない。逃げられない気がする。

 

 



 

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