第16話 スキルアップポイントの配分

 さてスキルアップポイントをどのように振るか、考えどころだ。

 まずは俺だが、今夜はすぐ送り届けるため、慶子ちゃんから割り振ろう。彼女の希望では、HPMP贈与を上げたい、鑑定を上げたいとのことだった。転移できなくなることが死に直結するため、危機意識を持ったようだ。それで、両スキルを+4してlv5にしてみるとHPMP贈与効率が100%になった。何これ100%以上になるってこと?恐ろしい。鑑定はステータスの全データの閲覧、気配察知との連携、隠蔽解除(MP消費)だった。あと4であるが射撃に+1して3ポイントは保留にして貰った。

名前:アキタ ケイコ

種族:ヒューマン

職業:サバゲー魔法戦士

年齢:24歳

レベル:9

HP:180/180

MP:190/190

状態:健康

筋力:160

体力:170

速さ:140

防御:140

精神:190

器用:190

知力:190

幸運:120

スキル:射撃lv5、鑑定lv5、料理lv2、精神耐性lv5、回復魔法lv5、気配察知lv5、HPMP贈与lv5

称号:パーティーメンバー

ポイント3

 次に俺であるが、

「一緒に考えましょうよ。土曜日の未明なんですから、仕事休みですよ」

 というので一緒に割り振った。異世界転移を+4で10にしてみた。投擲+1、BB弾特性付与+2、射撃+2、言語理解+2、マッピング+1で使いきった。転移の消費MPが10までさがり、射撃では30メートルまでの動く5センチの的、避ける敵への銃口狙いのフェイントなど、投擲は速さ300キロで20メートルまでの5センチの的に必中であった。BB弾特性付与では、速さをつけると300メートルまっすぐ飛ぶことになった。

名前:サバダ ゲイト

種族:ヒューマン

職業:サバゲー・バトルマスター

年齢35歳

レベル10

HP:200/200

MP:150/200

状態:健康

筋力:220

体力:200

速さ:200

防御:200

精神:210

器用:220

知力:210

幸運:230

スキル:BB弾特性付与lv7、射撃lv7、鑑定lv2、ナイフlv1、サバイバルlv1 、異世界転移lv10、精神耐性lv5、気配察知lv5、言語理解lv3、空間収納lv1、マッピングlv2、暗視lv1、投擲lv2

称号:パーティーリーダー

スキルアップポイント0

「鯖田さん、私眠くてふらふらして帰れそうにありません。シャワーを貸してください、泊めてください」というので、両親の寝室に新しい寝具を入れて寝かせて上げた。

「空間収納サマサマだねえ」

 ちなみに両親の部屋は1階、トイレも1階2階に一つずつ、洗面所も分かれている。俺の部屋には、冷蔵庫もある。空間収納もある。部屋の鍵もついている。

「むうー、鯖田さんの部屋の鍵は開けといてくださいね」

「なんでだよ」

「怖くなって、一緒に寝たくなった時こまるじゃないですかあ」

「全く困らないが、両親の寝室にも鍵がついてるから防犯に役立つぞ」

「鯖田さんは転移スキルで私を襲いにこれるじゃないですか」

「MP10がもったいない」

「うえーん」

「もう寝るぞ、昼間ゴルフ用品買いにいこう」

「はぁーい」



 



 

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