第7話キックバックはご法度!

「右とか左だとか右翼とか言うのも憚られるのだけどさ。つまりはポジションがバックスで、ウィングだった。で、その中の右・・・、詰まりは、ライトウィングだったと、言うのだろ?」


 付き合い難い・・・。


「ハッキリ言って・・・。」


僕を見詰める先生の左側面が明るいイルミネーションのシフトチェンジをしていた。


「民亊党はアレだ、そもそも160億円の政党交付金を受給しておきながらパーティーで私腹を肥やす遣り方は昭和とちっとも変っとらん!


今は令和だ。勅使下向派は秋の総選挙で讃嘆たる敗北を期すだろうな。


議席を減らせる様な結果だろうな・・・、元幹事長のオヤジも派閥を解消したし、もっと膿を出せば良いよ。派閥なんて最初から無くても良いんだ。」

持論を交えてサッサとWRCに見入る。

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