35.先輩の引継書
先輩の引き継ぎ書は、何ページもかけたものだった。
淡白な文面に、丁寧な引継ぎの文言。
「これを見たら、網羅できる」と豪語していた。
が、やはりそれだけでは無理難題。
北の国へ行った後も、何回も電話をかけてしまう。
そのたびに物や場所を把握していく。
まだ、先輩の空気がここに漂っている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます