第63話 趣味とは関係ありませんが・・
またまた趣味の話ではありません
先日、某Sハウスが自宅の点検に来てくれました
定期点検とは言うものの、実は新築当初から何カ所も不備がありました
引き渡し時点から指摘しては修理してもらい、その不備が直りきっていないので再びまた来て貰い修理、またまた指摘して修理を毎回繰り返していました
引き渡し以降も他の事柄ではとても良い対応なので、この部分だけが直らない事で信用していた担当者も含めて、不信感が募り、電話で今まで我慢していた事を全て伝えて担当を変えてもらい対応をしてもらう事になりました
前任者の方も引き継ぎで来てくれましたが、丁寧な対応で寧ろ恐縮してしまいました
これまでの方は人柄は大変に良いのですが、次に来てくれた方は上司に当たる方で直ぐに症状も適格に掴んでくれて対応をしてくれました
これでようやく安心して住むことが出来そうです
・・・と、こんな話をたまたま通院中の接骨院の先生と世間話としてしていたら、そちらの建物は某Hべルハウスの施工なのですが問題点だらけだと聞きました
その建物は鉄骨造りと特殊外壁が売りのメーカーですが、そもそも3階建て鉄骨造りなのに1階玄関周辺が広くシロアリの食害に遭っています
ボロボロで、壁に手を突くと手を置いた箇所がスカッと穴が開いてしまいます
シロアリが住めるということは適度な湿度がある証拠ですが、適度な湿気の原因は雨漏りです
新築引き渡しをされて2週間目から5か所で順次雨漏りが発生していったそうです
住宅内部を拝見させて頂きました
その一つが玄関のある真上の階から三階、二階の同じ個所の天井のクロスが火傷の火ぶくれのように50センチ四方くらいに水が溜まって10センチくらい風船のように垂れ下がっていて、針で突っつけば破裂しそうです
直ぐに担当者に連絡をしたら一人で訪問してきて『全てコーキングで塞いだから大丈夫です』と言って帰ってしまったそうですが、当然そんな簡単な補修では解決するはずもなく雨漏りは内部に溜まっていきシロアリの食害に遭ったと推測しました
先生は性格が良すぎてしまい、クレームを付ける形は相手が嫌がるだろうから、と言って雨漏り自体も修理しても変わらないので数回以降は連絡を取るのを止めてしまったそうです
新築から間もなく17年が経過するそうですが、私がこの話を聞いてヘーベリアンセンターとやらに先生と一緒に電話をしたところ電話先では当時の担当者は退職済みであることと、当時のカルテに全く雨漏りの記載報告が無かったようになっているらしく、製造物責任の10年の範囲外になるので雨漏り修理、それに関わる責任は一切取るつもりが無いそうです
この対応を一緒に聞いていた人の好い先生でも怒ってしまいましたが後の祭です
結局シロアリも複数の雨漏りも外壁の剥がれも電動シャッターも一年でダメになった食洗器も何から何まで全部自腹で対応することになりました
他の弱小建築メーカーならばよく聞く話ですが、これだけ大手の会社でもこんな対応なのだとあきれ果てます
それなのに定期的な外壁メンテナンスと屋上防水シートのリフォームの話だけはその後も連絡をしてくるようで、15年経過した時点で外壁塗り替えで450万、屋根の防水シートが150万、これを次の15年後に再びやらないと保証が切れてしまう、という名目で工事を勧めてくるようです
450足す150を2回、つまり1200万円を建物代金とは別個に30年の間に支出、頭が痛くなってきます
仕事柄、色々な住宅メーカーの良い点、悪い点は聞きますがこの会社だけは人に勧められませんね
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