第36話 株価が高くなっているそうですが
ここのところ、ニュースを見ていると日経平均株価がバブル以降の最高値を更新した、とか伝えていますね
今回は完全に流れに乗り遅れてしまっています
理由は以前に高く掴んだモノの処分が出来ていないことから次の動きが取れなくなっている事と、株価をコマめにチェックするのが少し億劫になってしまっているからです
性格的に、始め出してしまえば突き詰めてしまうのは分かっています
前回の波の時にも散々な結果になり懲りました
但し、今回の波は些か急拵えで作為的すぎるようにも感じられます
今回の日経平均株価の『バブル以降の最高値更新』の見出しもメディアの書いている事ですから疑ってかからないといけません
日経平均株価は確かにバブル時には平均株価も上がりましたが現在の指標となる中身と現在では中身が相当違っているハズです
ですから単純にバブル時の平均株価を超えた、と浮かれて話すアナウンスや新聞の書き方には疑義を持って見ています
確か記憶ではバブルが弾けてしまい株価も連日下落して2万を下回り、15000円も下回ってしまい下値で安定してしまっていた2000年頃の日経平均として採用されていた225銘柄を大幅に入れ替えたハズです
新規に採用されるのはいわゆる値嵩株、一方で225から弾かれるのは低位株だったと思います
それからも何度も定期的に株価をテコ入れするかのように(実際そうだったと思いますが)入れ替えをしているハズです
狙いは金融政策として株価の浮上の為だったはずですが、ズルズルと失われた20年と比喩されるように平均株価が1万を下回ってしまった2007年頃には将来に不安を感じたものです
安倍政権になり復権を果たした後からの平均株価は力強く戻しましたが、この時の流れも突然に感じました
特に何も変わっていなかったトヨタ自動車のような大型株の株価も今では信じられないですが1000円を切った値動きがずっと続いていましたが3000円に向かって上がり続けていきました
元安倍首相のようなリーダーシップで市場も上向く事を痛感した訳ですが、反対に今の上がり方の原因は一体何なのでしょう?
半導体やらの原因を理由付けますが、本当のところは何かしらの大きな力で方向性が決まっていると感じます
実感が少ないのに株価が上がっているとされ、上場企業の夏のボーナスの平均支給月数などを報道で見るとガッカリしてしまう自分がいます
毎月の労働の対価として得た僅かな余剰からの積み増しで刀装具を集めている身としては、恩恵に預かれる日が近づいて欲しいと期待するのみです
ちょっと今回も刀装具から離れた内容でした
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