第33話 ネット由来で増える知人の輪

刀装具や刀剣の世界は大変に狭い社会だと以前書き込みした記憶があります


この狭さ故に大枠としての趣味嗜好や悩み、クラス分け、業界の噂など、会った事の無い相手でも共有の話題として会話が成り立ちます


私は変に猪突猛進な癖がありまして、何か知りたい事や見てみたい事が出来ると直ぐに行動に移してしまいます

若い時はもっと酷かったので、かなり不躾で無遠慮だった面が多く、思い返すと冷や汗が出る位に反省することしきりです


今はかなり大人しく納まったものの、未だにフラリと外出してしまう癖はあります


さて、スマホでもネットでも今は簡単に検索が出来てしまいます

これは未来的な話でも過去に溯るような話であったとしても、です


未来的というのはSFの話ではなく、例えば将来〇〇が〇〇となりそうだ、という話があったとして、興味のある事ならば調べて相手に連絡を取ったりします

過去に溯って、というのは過去に〇〇な話があったとして、それを知っている方を調べてみたら分かった、というような場合も同様に直接聞いたりしてしまいます


勿論、ご迷惑ならば連絡を継続したりするようなご迷惑はお掛けしません

今迄にアクションを取った相手の方々はとても素晴らしい方々ばかりで、連絡が付けば同じ趣味嗜好の同士ですから話に花が咲きます・・《と勝手に思ってます》


先日お邪魔した方とはそれから定期的に連絡を取っていますし、先方から連絡を頂いたりもします

LINEを使っている方ならばスタンプが良く届きますし、昨年の大刀剣市ではお互いに会う約束も何もしていなかったのですが、会場でたまたま出会い、更にその会場では別のネット知り合いになった方とも出会いましたので私繋がりで私以外は全く見知らぬ同士の三人がご挨拶して夜はオフ会のような感じで一緒に飲みにいったりして楽しく過ごしました


ネットの時代でなければこんなにスピーディに人と人が関われない訳です

出会った相手が何を話すか、何を考えているのかも事前にはある程度の範囲でお互いに承知しているので話が早いです

つくづく便利な世の中でもあると思う一方で、中学生の頃にはペンパル相手と文通をしていた身としては不思議な感覚も覚えます

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