第2話 フラグ立てれば永遠に稼げるんじゃね?

勇者「早速だけどまずはスライムでも倒しに行く?スライムがいるかどうかわからないんだけど」


ステルベン「あぁ、いるさ。でも王様にもらった資金が少し少ない気がする。増やしておこう」


勇者「増やす?モンスターを倒したらお金がもらえるのか?」


モリール「モンスターを倒してお金がもらえるわけ無いじゃ無いですか!科学的に考えてください!」


(くそ!魔法があるくせに科学的にあり得ないとかいうんじゃねぇ!!)


ビットレイ・フォン・クオレマ「そうね、まずはカジノかしら」


え?おかしく無い?なんで旅の初っ端ギャンブルで資金飛ばそうとしてるの?そんなの勝てるわけないじゃん



ビットレイ・フォン・クオレマ「では私たちの人数4に100,000ゴールド賭けますわね」


ちょっと待てよ…4って不吉じゃないか?


勇者「流石に当たるわけないって!もしこれで当たったら俺はなんでもしてやる!」


ガラガラガラ


「大当たり!!!」


チリンチリンチリン


「こちら10000000ゴールドになります!」


ビットレイ・フォン・クオレマ「ではこれをもう1度全部4にかけましょうか!」


勇者「ええええええええええええ!?今度当たったら鼻からスパゲッティ食べてやるわ!」


ガラガラガラガラ


「大当たりーーーー!!」


チリンチリン


流石に他の観客も勇者一行の当て方に驚き集まってくる。


勇者「うそだああああああああああ」


「どうぞ。こちら1000000000ゴールドになります!」


ビットレイ・フォン・クオレマ「これでアイテム買い放題ね」



アイテム屋


ビットレイ・フォン・クオレマ「上級回復ポーション999個と、復活のポーション999個と、MP回復のポーション999個と最強の鎧4つと最強の剣1、最強の杖1、最強の弓1、最強の盾1つください!」


店長「気前がいいな!はいよ!」


勇者(カンストしてんじゃねぇか…)


ステルベン「じゃあ行こう!スライム討伐に!」


勇者「スライムにこんな完全装備で行く人いないって」



「いた!スライムだ!」


ビットレイ・フォン・クオレマ「ロイアルコペンハーゲン!」


モリール「ライトニングアロー!」


ステルベン「盾アタック!」


勇者「俺何もしなくていいじゃん!あとオーバーキルすぎない?」


ビットレイ・フォン・クオレマ「これぐらいやっておかないと!」


モリール「やったか!!」


勇者「まだだ!スライムが復活した!今度こそ俺が!うおおおおお!」


ぺちゃ


「レベル1→2」


勇者「よっしゃああああああ!」


モリール「やったk」


勇者「言わせねーよ?」

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異世界召喚されたら異世界人が全員フラグ建築士1級だった件 〜異世界人はフラグを回収しないと気が済まない〜ちなみに最後の敵が異世界そのものってことはないんだからね! @simassima

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