第4話 事情聴取
鑑識が慌ただしく動いている中、刑事もあたりをいろいろ見渡していた。そのうちに一人の刑事が、大谷の方にやってきて、
「通報していただいたのは、あなたですか?」
と、他に誰もいない状況で、
「第一発見者以外の誰がいるのか?」
ということが分かっているくせに、その刑事は聴いてきた。
職務上のあいさつのようなものだと思わないと、違和感しか残らない状況であった。
「はい、そうです」
と、大谷が答えると、
「私は、F警察の浅倉というものだけどね。少しお話を伺ってもよろしいですか?」
と言われ、さすがに、
「取り調べなど受けるのは初めてだ」
ということを、いまさらながらに思い出すと、さっと緊張が引いてくるのを感じた。
「あなたのことをまず教えてください」
というので、
「私は、大谷慎吾というもので、年齢は25歳です。近くの会社に勤めているものですが、今日は、馴染みの店で呑んだその帰りだったんです」
といって、会社の名刺と、飲んだ店のことを言った。
その二つが、この事件に関係しているわけではないだろうから、刑事もスルーしたのだった。
「あなたは、なぜ、こんなところに迷い込んだんですか? しかもおひとりで」
と、一番の核心部分をいきなりついてきた。
これに関しては、すぐに納得のいく答えが出るわけもなく、素直に話すしかなかった。通報した時点で分かってはいたことなので、何と答えるか考えていたが、結局考えがまとまるわけもない。
「馴染みの仲間と久しぶりに飲んで、酔い覚ましにちょっとこっちまで来たんです。私は地下鉄で帰るので、こっちにくれば、一駅歩くことになるので、酔い覚ましにはちょうどいいと思ったんですよ」
と、正直に答えると、その言葉を刑事は信じたかどうか、様子を見る限りでは分からなかった。
そもそも、素人に気づかれるくらいであれば、刑事など失格だといってもいいのだろうが、浅倉という刑事は、余計なことを悟られないようにしようと感じているようだった。
大谷の方も、
「刑事相手に、腹の探り合いなどしても、何になるわけでもない。開き直ったつもりで、客観的に事件を見ればいいんだ」
と感じたのだ。
変に前のめりになったり、不安な気持ちを前面に出すと、
「この男、事件に関係があるんじゃないか?」
という疑いを抱かれても仕方がないというもので、それをいちいち相手の刑事に悟らせる必要もなければ、警察の方も、無駄なことはしたくないと思っていることだろう。
「第一発見者は、事件に関係ない」
ということが分かれば、事件解決に対して、先に進めるからである。
「浅倉君」
といって、死体のそばでしゃがみこんだままのもう一人の刑事が、こちらを見ることもなく、浅倉刑事に声を掛けた。
「はい、何でしょう、桜井さん」
と。浅倉刑事も、そっちに向かった。
二人の会話を聞く限り、桜井という刑事の方が、上司なのか先輩なのかであることは間違いないと思った。
その場に放置された形の大谷だったが、今度はこわごわ、再度死体を見た。
先ほどは、通報してから刑事が来るまでは、恐ろしくて見ることのできなかった死体である。
何といっても、通報はしたが、その場からどんなに怖くても立ち去ることはできない。そんなことをしたら、一番に疑われるのは自分だということは分かっているからだ。
そこで立ち去ったら、
「自分が事件に関係しているから、その場から逃げた」
と思われても仕方がない。
通報しなければいけない立場になったから通報したが、だからと言って、自分がすべて、その時間の苦痛を味わわなければいけない理由がどこにあるというのか、どこか理不尽な気がして仕方がなかったのだった。
「今鑑識さんから、話をしてもらうので、一緒に聴いてくれ」
ということのようだった。
浅倉刑事は、桜井刑事から、そう命じられて、警察手帳を出して、メモっているようだった。
「ええと、まず、この遺体は、死後2日くらいは経っているのではないかと思われます。死後硬直が完全に終わっているので、それくらいは経っていると思われる。死因は刺殺で、背中から刺されたようですね。死亡推定時刻から考えても、このあたりの血糊も完全に固まっているので、ここにある黒いものも、たぶん、被害者の血液だと思ってもいいと思われます」
というと、なるほど、大谷には気づかなかったが、黒いものが、床についていた、何しろ真っ暗なところに真っ黒い沁みなのだから、見えるわけもないというものであった。
「この後目立った形跡はないので、抵抗したりはしていないと思います。後ろからでも、しっかりと心臓を指しているので、即死だったんじゃないですかね。凶器が背中に刺さったままなので、まわりの血はこれくらいのものだったのでしょうから、犯人が返り血を浴びたということも考えにくいと思います、死因は背中を刺されたことによるショック死ということでしょうね。あとの詳しい時間などは、解剖の結果を見ないと分かりませんけどね」
ということであった。
鑑識官による話で、少なくとも、いきなり自分が最初に疑われるということはないだろうと考えた。
犯人は、人通りの少ないこの場所で殺した。しかも、ここは工事現場であるということから、少なくとも朝にならないと発見させないということで、ここを選んだのだろうか?
もしそうだということであれば、2日も発見されなかったということは、犯人にとってありがたかったに違いない。それだけ、死亡推定時刻が曖昧になるだろうからである。
ただ、2日間も発見されないということは、どういうことであろうか? 確かに工事現場では、毎日のように突貫工事を夜まで続けている時もあれば、まったく進んでいないのが結構続くという時期もある。ひょっとすると今が、そういうほとんど続かない、停滞の時期なのかも知れない。
刑事は、鑑識官の初検を聴きながら、被害者のポケットや遺留品を探して、身元を探っているようだった。
ポケットからパスケースが見つかったようで、どうやら、そこに免許証があったのだろう。
「ほう」
と、桜井刑事は、パスケースを探りながら、何か意外そうな声を上げたが、その割に頷いてもいる。
その様子を見ていた、浅倉刑事もその様子を覗き込んでいて、やはり、無言でうなずいていた。
そして、浅倉刑事は、身元が分かったのを確認し、立ち上がると、大谷の方に近づいてきたのだ。
「大谷さん、あなたは被害者をご存じですか?」
と聞かれたが、知る由もないので、
「いいえ」
と答えた。
そのことに浅倉刑事は、何も触れずに、
「大谷さんは、このあたりには、よく来られるんですか?」
と聞かれ、
「いいえ、昔のショッピング街だった頃は、時々きていましたけどね。今のように工事現場になってからは、別に来る必要もないので、来ることはないです。今日はたまたま、さっきも申しました通り、知り合いと呑んだ帰りに、酔い覚ましということでフラッと入ったんですよ」
というと、
「フラッというには、実に都合がいいじゃないですか? それで死体を発見したというのは」
という言われ方をして、大谷は少し憤慨した。
「まるで私が、そこに死体があるのを知っていたかのように思われているようですね? そんなの分かるわけないじゃないですか。私は、何となく潮の香りのようなものを感じたんですよ、それに何かセメントのような臭いも一緒にですね。子供の頃に感じた懐かしい臭いがあったので、フラッと立ち寄っただけで、深い意味はないです」
と言った。
確かに、酒を呑んでいる時、完全にアルコールが抜けきるまでは、鼻は極端で、詰まっているか、それとも、いろいろな臭いが一気に入ってくるような花が通った感じがするのだが、この日は、後者だったのだ。前者の場合は、かなり興奮している時で、後者は、比較的、冷静に飲んだ時だった。今回が後者だったのだと、いまさらながらに感じたのだ。
「私は、お酒を呑んでいる時って、鼻が利くんですよ。だから、何となく気持ち悪い感じがしたんだけど、気になって入ってみたんです」
と、正直に答えた。
二人の刑事は、それを聞いて、完全に信用してくれているわけではないと思ったが、明らかな疑いの目ではないと思えたところは、大谷も安心できるところであった。
「まあ、確かに鼻が利くというのは、私も経験があるから分からなくもないが、それにしても、どうして入ってきたんですか? 何かあると思ったんですか?」
と、桜井刑事に聴かれて、
「漠然として何ですが、このまま立ち去る気にはなれなかったというのが本音だと思います。正直気持ち悪さがどこから来ていたのかというと、寒気がしたんですよね。最近は比較的暖かいから寒気などするわけもないし、しかもおかしなことに、背中にじっとりと汗も掻いていたんです。そんな状態で、そのまま立ち去るという気分にはなれなかったんですよ」
というと、
「なるほど、寒気と、汗を掻いていたということですね? それで、他に何かを感じたんじゃありませんか?」
と、言われた時、大谷は、
「何か見透かされた気がする」
と思い、
「はい、何か、湿気のようなものも感じたんですよ。その湿気というのが、どこからくるのか分からないんですが、気持ち悪さから、来ている服が、ピッタリ体に張り付いたような感じですね。それが、きっと汗になったんじゃないかって思うんですが、どうなんでしょうね?」
と、最後は、受けたボールを返すつもりで、質問を返した。
「そういうことなら分かります。確かに私も、雨が降る前の日などは、そういう臭いを感じることがあるんですよ。刑事だからだと思っていましたが、他の人もそうなんですね?」
と、今度は、浅倉刑事が返した。
それを聴いていて、桜井刑事も、咎めることもなく頷いているというのは、
「桜井刑事の言いたいことを、浅倉刑事が代弁したのかも知れないな」
と感じ、それを思うと、
「案外、この二人の刑事のコンビは、うまく行っているのかも知れないな」
とも感じたのだった。
「ところで、大谷さんは、このあたりのビルに近づいたことはないんですか?」
と、再度、桜井刑事が聴いてきた。
「ええ、会社への通勤に、地下鉄から地下道を通っていけるので、ほとんど表に出ることもないですね。昼休みにどこかで食事を摂る時も、近くのビルにたくさんありますからね。わざわざ、駅前まで行って食べることはしません。いくら工事中のビルが多いとは言っても、あっちは、駅前ということもあって、地下の食堂街は、前からの固定客もいるでしょうからね、ほとんど行くことはないですね」
というと、二人の刑事は、目をつぶって、頷いていた。
きっと、
「自分たちでも、同じだろうな」
と感じているのではないかと、勝手に大谷は感じていたのだった。
だが、その思いは、
「当たらずとも遠からじ」
であり、それ以上、そこに触れることはなかった。
「ところで、遺体を発見した時なんですけどね。あたりはかなり真っ暗だと思ったんですが、あなたは遺体を触ったりしましたか?」
と聞かれたので、
「いいえ、触りませんでした」
というと、
「どうしてですか? 生きているかも知れないと思って、確認するのが普通だと思うのですが、すぐに死んでいるということが分かったということですか?」
と、核心を突く話ではあったが、それほど強めの言い方ではなかった。
「はい、見ている限り、もう死んでいるとは思いました。顔を近づけると、息をしているようにも感じませんでしたし、まったく動く気配もなかったんです。目が慣れてくると、背中にナイフが刺さっているのも見えたので、すぐに、殺人事件だという風に感じたんですよ」
と、大谷は言った。
「ところで、大谷さんは、この人をご存じですか?」
と、聞かれ、その断末魔の男の顔を覗き込んだ。
その顔は、完全に白目を剥いていて、明後日の方向を見ているようだった。
あまり長く見られるものではなかったが、刑事にそういわれると、見ないわけにもいかず、何とか我慢して凝視したのだが、正直、見覚えはなかった。
だが、よく見ると。まったく見覚えのないような顔でもない。
「ああ、どこにでもいる顔ということか?」
と、思ったが、きっと、そういうことなのだろう。
そう思って、一度目をそらしてから再度見ると。最初ほどの気持ち悪さはなくなっていた。
「見覚えがあるような気もしますが、少なくとも、知り合いというわけではありません」
と正直に答えた。
それ以外の答え方をすれば、相手に違和感を抱かせてしまうということが分かるだけに、この返事が一番いいのではないかと思うのだった。
「そうですか。確かに、どこにでもいるような雰囲気ですよね?」
と、桜井刑事も。こっちが考えているのと同じ発想であったことで気が楽になり、
「ただ」
と一言言っておきたくなったのだ。
一瞬、静寂が支配した空間になったが、
「どうされました?」
と落ち着いて答える桜井刑事を見ると、
「ああ、これは、誘導尋問のようなものに、引っかかったかな?」
と感じた。
「いえ、私はこの死体を見て、まったく違和感がなかったわけではないです。今桜井刑事が言われたように、確かに私も、この顔の人を、どこにでもいるような人だと感じたんですが、少ししてから、違和感があるように思えたんです」
というと、
「それは、どういう違和感ですか?」
と言われて、
「この人の表情を見ていると、飲み屋を例にして申し訳ないんですが、スナックやバーで飲んでいるよりも、居酒屋で、ワイワイ飲んでいる雰囲気が似合いそうな表情をしているんですよ。でも、着ている服がスーツなんですね。それも、どこか似合っているわけではないんですよ。というのも、色合いがどこか違っている。それは、この人自体が似合っていないというのもそうなんですが、もっといえば、服装のコーディネイトもうまく行っていないように見えるんです。要するに、一つが狂って見えると、すべてが変に見えるというか。そう思うと、それが、そのまま違和感になって繋がっていくんですよね」
というのだった。
飲み屋に例えるのは、本当は嫌だったのだが、なぜかというと、スナックやバーにでも普通に作業着に身を包んだ人がくることもあるが、その時は、一人で来るものである。ただ、この人においては、
「一人呑みをする」
という印象が浮かんでくるわけではなく、スナックにいてもおかしくはないのだろうが、
「一人でいる」
という雰囲気が浮かんでこないのだった。
一人でお酒を呑んでいると、愚痴をこぼしてしまいそうなイメージに見えるからで、ただ、この人であれば、愚痴をこぼしているところが想像つかないように思えたのだ。
あくまでも、勝手な偏見で見ているだけだが、そう考えると、
「服装というものに、騙されているのかも知れないな」
と感じさせられた。
だから、コーディネイトが合わないように思えるのであって、合わないと思うのは、
「自分だけだとは思えないよな」
と感じるからではないだろうか?
酒を呑んでいるのを想像すると、ビールよりも日本酒の雰囲気だ。
スポーツ刈りと言われる髪型が似合っているので、ハチマキでもしていると、まるで、昭和の土建屋というイメージに見えなくもない。
「そうか、時代錯誤のイメージがあるから、それが違和感に繋がっているのかも知れないな」
と感じさせられたのだった。
「ところで、刑事さん、この人は誰なんですか? 私が知っているかも知れないと思ったのは、身元が分かったからですよね?」
と大谷が聴いてみると、
「身元は分かったのだが、ただ、君が知ってるかも知れないのではと思ったのは、彼の身元に関してではないんだよ。そこには、別に深い意味はないんだ」
というではないか。
「何か変だ」
と思ったが、これは後で分かったことだが、どうやら、この死体の発見は警察にとって、別に驚くことではなかったようだったからだ。
というのは、被害者にかかわりのある事件が最近起こっていて、実は警察がこの男を事情聴取しようと思っていたところだったということだったのだ。
その問題というのが、
「先ほど行った飲み屋に関すること」
だったようで、刑事が、店の名を聞いた時、そういえば、ビクッと反応したような感じがしていたのを思い出していた。
「実は、この男というのは、このビルとまったく関係のない人ではなかったんだよ。というのは、この人の身元は、建設会社に勤務する人で、そこの課長さんをされている方なんですよね?」
と、浅倉刑事が言った。
「じゃあ、ここのビル建設の関係者だとおっしゃるんですか?」
と聞くと、
「そういうことになりますね」
と浅倉刑事がいうのだが、
「でも、よく刑事さん、その人の名刺や免許証だけで、身元は分かったのかも知れませんが、よく、このビルの関係者だということが分かりましたね」
というと、
「さすがに、あなたは敏い方だ。確かに、それだけでは、このビルと、被害者の関係を結びつけるには、無理がありますよね? でも、被害者が勤めている会社というのは、少し曰くありげな会社でしてね。いろいろな会社や土地に首を突っ込んでは、ところどころで、問題を起こしているようなんです」
それを聴いて、
「まるで、迷惑ユーチューバーのような類になるんですかね?」
と聞きなおすと、
「うーん、そのたとえが、的を得ているかどうかということは難しいかも知れませんね」
というではないか。
浅倉刑事がそういうと、今度は桜井刑事が補足する形なのか、その後を引き継いだ。
「私がさっき、あなたに、この人を知らないか? と聞いたのは、先ほどまで飲んでいたという飲み屋ですがね? あそこの土地の、いや、あのあたりの駅前横丁付近の土地も、この被害者が勤めていた会社が狙っているあたりだったんですよ、それで、この男の立場からいうと、偵察に行っていたとしても、不思議はないくらいですからね」
という。
「この人の立場というと?」
と聞くと、
「どうも、企画部の係長をしているようだったので、偵察要因としてちょうどいいくらいではないかと思ってですね。ひょっとすると、一人で隅の方で呑んでいても、不思議がないような気がしたんですよ。でも、実際に店で飲んでいると、明らかに違和感がありそうで、そうであれば、記憶にも残るのではないかと思って聴いてみたんです」
と桜井刑事がいうのだった。
「なるほど、そういうことであれば分かる気がしますね。でも、私には記憶がないですね。少なくとも、ここ数年は、皆さんだってお分かりになるとは思いますが、あんな伝染病が流行っていれば、わざわざ酒を呑みに行こうなんてなかなか思いませんよね? だって、馴染みの人がいるとは限らない。むしろ、皆この自粛ムードの中で、わざわざ酒を呑みにいくようなやつはいませんからね」
と大谷は答えた。
「そうですか。いや、それはそうでしょうね。真面目にルールやモラルを守っている人に、これ以上は失礼にあたりますからね」
と桜井刑事は答えた。
「そんな難しいことは、私には分からないですよ。とにかく、本当に久しぶりに今日行って、以前からの仲間と出会えたことだけで嬉しくなって、それでこんな時間になったんですからね」
と、もうすでに。終電もなくなって、帰ることができなくなったことで、
「こんなことなら、第一発見者にならなければよかった」
と、警察に実際に嫌気がさしていたのだった。
この日は、これ以上の話ができるわけではなかったが、警察から解放される形で、
「今日はどうもありがとうございました」
ということで、大谷は、その日は、
「お役御免になった」
ということだが、このまま家に帰れるわけでもないので、しょうがなく、近くのビジネスホテルに泊まることにした。
普段なら、カプセルホテルということもありなのだが、アルコールが入っているので、正直カプセルホテルはきつかった。
何がきついといって、
「カプセルの中は、微妙に暑い」
と思っていた。
「きっと空気が循環しないからだろう」
という思いがあり、その原因は、
「あの必要以上の圧迫感にある」
と思っていたのだった。
その暑さは、汗が滲んでくるもので、この季節は、さすがに夜になると、寒さを感じるようになるので、カプセルの中は暑くても、通路に出ると、とたんに暑さを感じさせる。
ただ、カプセルホテルのいいところは、
「広い風呂がついている」
ということである。
「そもそも、サウナから始まった店も多いくらいで、カプセルなどは、後からできたおまけだ」
というところも多いようである。
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